南の家庭料理と美味しいコーヒー
今回はタイの南HAT YAIにある、とてもおすすめのカフェのご紹介です。
家庭料理カフェ
チェンマイから飛行機で南におよそ2時間ハットヤーイ/ハッジャーイに到着です。ハットヤーイ空港から車で約10分という場所に
"Day After Day Cafe"
があります。オーナーはトームさんという女性です。
ご自宅の敷地内にある小さなカフェは、トームさん一人で切り盛りし、エアコンが効き、外からの光がよく入り明るい、お友達やトームさん自身が描いた素敵な絵画が飾ってあるとっても居心地が良いカフェでした。
以前トームさんはチェンマイに住んでいたのですが、お母様がお一人になってしまったことを機に、実家に戻り、お母様のそばでカフェを経営することにしました。
Day After Day Cafeでは、コーヒーなどの一般的なドリンクメニュー、トームさん手作りのケーキメニュー、そして南タイならでは家庭料理できな食事もできます。
お食事の方は、前もって連絡＆予約しておけば”ご希望の料理”を作ってくれます。
南の家庭料理
ハットヤーイ/ハッジャーイは海に近い地域なので、もちろん新鮮な海鮮が安く手に入ります。それが反映され、やはり家庭料にも海鮮がふんだんに使われます。南タイには北タイとは全く違う野菜やハーブがあり、料理を食べるときに必ず生野菜を添えてたくさん食べます。
例えば、カシューナッツの葉っぱ。
カシューナッツ自体、この地域では生のものを料理に使用します。今までカシューナッツのことをあまり考えたことがなかったのですが、そういえばカシューナッツを購入するときはいつも”乾燥”していたなぁと。生のカシューナッツは調理しても柔らかくて甘いんです。新感覚！
そして葉っぱは..
これがとても渋いんです。 私はこの渋さが苦手でしたが、好きな人はとても好きらしいです。大人の味ですね。そしてハーブとしてかなり栄養価が高いそう。
この日の夕食にトームさんが用意してくれたのはこちら。
貝の蒸し炒め/生の野菜とハーブの盛り合わせ
この夕食の中で特に私が感動したのが、豚肉とปลาเค็ม/プラーケム（サワラの塩漬けを発酵させ乾燥させたもの）塩漬け干物のハンバーグです。私は豚肉アレルギーなので、普段は豚肉関係は食べないのですが、そのことを伝えられないまま食事に招待された場合や初めての食の場合は、味見程度にいただくことがあります。特にこのお料理、豚肉と干物を混ぜて作るハンバーグなんて今まで食べたことがなく、なかなか味を想像できなかったので興味津々…「魚と肉を合わせるのかぁ」
そしてその、味見程度にいただいた小さな一口が衝撃の美味しさだったんです！
フワッと魚の風味がし、豚肉の味と旨く絡まり、塩漬け干物からの塩気が旨味たっぷりの状態でちょうどよくとても美味しかったのです。
あまりに美味しかったので、トームさんにざっくりと作り方を聞いてしまいました。私自身が作るときは豚肉ではなく、鶏肉を使うことを前提にその相談にものっていただけました。
南の食は一般的に"辛い”ものばかりを想像されやすいですが、実は全くそうではないのです。今回の夕食で辛かったものはカレーのみ。そのカレーも程よい辛さでした。
本当に美味しいコーヒーとケーキ
最初にDay After Dayを訪れたのは夕方だったので、おすすめのコーヒーは翌日の午前中にいただきました。
そこには、何やら珍しい機械があり、
トームさんが一生懸命エスプレッソを抽出してくれている姿がとても気になりました。
という最新のコーヒーメーカー
トームさんはお店で使用するので、電気につなげるものとポーダブルの手動のみのFlair Espresso Makerを持っていました。
プロのバリスタの方々も絶賛のこのコーヒーメーカーで作るコーヒーは、
本当に、本当にびっくりする美味しさでした。
トームさん曰く、お店で使わず自宅のみで使用するなら手動＆持ち運びが簡単なFlair Espresso Makerがおすすめだそう。今までのエスプレッソマシーンと違い、
お手頃価格
構造が簡単なために壊れにくい
組み立て・仕舞いが簡単
小さなボックスバッグに入れてコンパクトになるため、キャンプにも最適
機能美のため、見た目も最高に美しい
だそうです。めちゃめちゃおすすめされました。
私の今回のブログ記事では、あくまでもトームさんの家庭料理カフェのことをご紹介したいので、このFlair Espresso Makerについては専門の方のところでご覧になってみてくださいね。
もう、私欲しくなってます。
丁寧に作られたことが伝わります。
そして、こちらトームさんの手作りチョコレートムースパイ。
もう、激ウマでした！
程よい塩気のあるサクサクホロホロの生地の上に、濃厚だけれど甘すぎないチョコレートムースがたっぷり。
目を瞑って一口一口味わってしまいます。
そして、Flair Espresso Makerで抽出をトームさんの手でフルコントロールされてできたカプチーノと一緒に頂き、最高すぎました！
お店で提供するケーキとコーヒーとの味のバランスがちゃんと考えられているのかしら？と思うほど、しっくりくる美味しさなんです。
チェンマイに住んでいると、日々新しくカフェがオープンし、数ヶ月、または1年のうちに閉店していきます。
オシャレなカフェが多く、その話題性とSNSへの投稿のために一時期は流行るも、なかなか生き残りが難しいカフェの経営。
ハットヤーイという小さな街でトームさんの作ってくれるコーヒーやケーキ、お食事の美味しさは、タイ第２の都市であるチェンマイのどのカフェでもまだ体験したことがありません。
もしもトームさんのDay After Dayがチェンマイにあったら、
絶対に毎週、もしくは数日おき行きたい、行きつけのカフェになるだろうなぁと思いました。
私は今回の5日間の旅では3回(夕食・コーヒー＆ケーキ・昼食）お世話になったDay After Day。
チェンマイからハットヤーイまで飛直行便の行機で片道２時間。トームさんにハットヤーイ空港まで迎えに来てもらって、また行きたい…!!!!
とチェンマイに戻ってから毎日考えてしまっています。
それくらい、お料理もケーキもコーヒーも美味しいのです。
そして、彼女自身が描く絵も素敵なんです。
カフェでは大きな絵が何枚か飾られてあり、彼女の描いたイラストのTシャツも販売しています。
このテイスト、なんか好きだな〜。
Day After Day Cafe
ซอย1 ถ พลพิชัย อ หาดใหญ่ จ สงขลา,Hat Yai, Thailand, Songkhla ·
Tel: +66 81 598 7510
（詳しく・コンタクトはFacebookにて
https://www.facebook.com/d.a.dCafehdy/
今回の南の旅の初日と最終日にお世話になったDay After Day。
大袈裟ではなく、この旅の期間中、一番ホッとできた場所と味でした。
ハットヤーイにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
おすすめです！
もちろんトームさんの腕がいいのは確かなんです。
ただ、彼女におすすめされたこちら家庭用のFlair espresso、
もう虜になってしまっています。
実際に味わった上で、家庭＆アウトドアで使用可能というところがたまりません。
もしよかったらご覧になってみてください。
＜Amazonのアソシエイトとして、［釣妻食堂］は適格販売により収入を得ています。＞
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