つれづれと脳外科医してます
はじめまして、つれづれと名乗っています。noteを始めた理由も含めて載せていきます。
訪れてくれてありがとう。
名前の由来
つれづれと聞くと徒然草を思いますよね。わたしもです。
吉田兼好の徒然草(1331年)、これはエッセイだとわたしは勝手に思っています。ですので古代(ちょっと大げさ)のエッセイ集から力を頂こうということでこの名前にしました。
兼好と健康と掛けてケンコウ君とかでもよかったんですけど、なんとなく不健康そうなのでやめました。
1分で決めた名前です。記事のタイトルより時間を取らずに決めました。
つれづれのざっくばらんな履歴
大学病院で前期臨床研修(いわゆる研修医)開始、そのまま純粋培養、10年目にやっと大学から解放されました(脱獄といいます)。
脳神経外科専門医、学位(脳腫瘍関連)を取り、サブスペシャリティでも何でもないけど血管内治療専門医などを取得しました。今は病床数500程度の総合病院を医局人事で2-3年毎にローテーションしている中間管理職です。いろいろ回り道をした結果、ある程度の所に落ち着いている脳外科医ということになります。
医師が患者となった時の気持ち
大学病院での勤務が続く中、3時間睡眠を3か月以上続けたある日、動悸と不整脈が止まらなくなりました。産業医面談からの循環器内科受診、最終的には同級生に手術をしてもらいました。
さらっと「手術で死ぬ可能性もあるけど」と言われる体験はアラフォーではまだ少ないのではないでしょうか。自分のこの体験は、あぁ人っていつでも死ぬんだなぁ、好きなことをしよう、この気持ちを発信しよう、何か言われてもいつか死ぬし、と医師としては余りよろしくない考え方を持ちはじめました。
noteでの発信を始めた理由
職場が変わり、立場も少しだけ偉くなりました。医師の働き方改革で時間外も減りました。これまでは様々なインプットをして大事な回り道をしました。今はその時間をインプットだけではなく、患者さんやその家族のためにアウトプットしようと思いました。
SNSはこれまでほとんど触ったことがないです。WordPressを始めてみましたが、伝えたい人に伝わっていない気がしていました。そのためnoteと一緒にいくつかのSNSを始めましたが今はnoteに時間を使っています。noteの使いやすさと匿名性、適度な距離感が心地よいです。
プロフィール画像
プロフィール画像はハチドリです。できることを「コツコツと」という意味です。ハチドリをどこかで見るたびに、コツコツ頑張ろうと思ってくれると嬉しいです。
発信する内容について
患者さんやその家族のためになる内容を発信したいと思っています。わたし一人の経験ですが、本音や体験という部分を伝えていきたいと思っています。その本音や体験が誰かの心の重荷を軽くできたり、医師との関係を築く上で役に立てればと心から願っています。
有料記事か無料記事か
noteはその他SNSと違い有料記事を作ることが可能です。
何人かのプロフィールを確認しましたが、なぜ有料記事か、無料記事かという部分に触れているものは少ない気がしました。
有料にしたら、伝えたい人に伝わらないんじゃないかと当初思いました。しかし本当の生の声、経験を「伝えたい人に伝えたい」と思った時、それは万人には向かない内容が含まれてしまうことも多いのではないでしょうか。ある程度尖った記事になってしまうこともあると思います。またリスクもでてきます(守秘義務や規約を守ったうえでも)。
いくつかの有料記事を読んで私が思ったのは「有料にすることで本当に伝えたい人にだけに伝えることが可能になるのではないか」また「次へのモチベーションにつながるのではないか」です。
その他医療関係者のnoteも結構見ました。
教科書に載っていても、その人の書き方で凄くわかりやすかったり、その人なりの解釈が書いてあったりとか。無料の価値提供って医療者に染みついているのかなと思いました。
あと、noteのカテゴリーに医療ってないですよね?。あんまり扱いたくないんかなって印象は受けました。受けましたけどちょっとやってみます。
今後
まずは無理をしないということ。
毎日書くことなどは自分自身には課していません。どこかでリズムを作って習慣化していきたいと思います。
頑張れるかな。
つれづれ 拝
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