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ほんとに好きな人と相思相愛になって付き合った話(なれそめ編)

2022年8月5日金曜日、人生初の彼氏ができました。

その人は私が今勤めているお店の社員さんで、きっかけは彼が私に休憩時間を合わせて話しかけてくれたことでした。

彼はパンをつくる人、私はパンを売る人で始業時間が全然違うため、休憩時間を合わせるのもおそらくかなり大変だったと思うのですが、彼は一切そんなことを感じさせずに私に休憩を合わせ、幾度となく話しかけてくれました。

彼の第一印象は無愛想で怖い人という感じだったのですが、話してみると実はびっくりするくらいおしゃべりな人で気さくで誠実な人柄が伝わってきました。
そしてめちゃくちゃ面白かった🤣!
初めてちゃんと喋ったとき、腹が捩れるくらい笑わせてもらいました🤣🤣

でも私はそのときマッチングアプリの人とすでに両思いで交際まで秒読み、というところまできていました 笑
(その人とは付き合うだけならきっとできたと思うんですが、結婚観が合わなかったので、結局一度もお会いすることなく電話でお別れしました🥲)
そんなモテ期の状況下において、パン職人の彼に心惹かれはしましたが、まだ冷静にキープでした。

私から彼にアプローチするきっかけとなった出来事は2つありました。
1つ目は、彼が「歯が痛くて一睡もできなかった」というので説得して歯医者に行かせ、歯医者からお店に戻ってきた彼は他の人と話していたのですが、その時、彼は私を見つめており、その目がとても愛おしいものをみるような瞳だったのです。
この人、こんな顔もするんだ。
そんな瞳でみられたら好きになっちゃうよ〜😫と思いました。

2つ目の出来事は、音楽の趣味が合うと分かったときでした。付き合って結婚するなら音楽の趣味が合う人がいいと思っていたので、こんなに気が合うのに友達にならないほうがおかしいでしょ、と思い「こんなこと言ったら失礼かもしれないんですけど、私、彼さんと友達になりたいです。」と言いました。一瞬間があり、明るく嬉しそうな声で彼が「いいよ〜」と言いました。
そして連絡先を交換しました。

その後、少しLINEで彼とやりとりしはじめた頃に、タイミングよくマッチングアプリの人との恋を失ったので、彼にLINEで結婚願望があるのかをききました。
彼は結婚願望がある、というので私は自分が婚活中で失恋したばかりなのだがその話に興味はあるか、と誘いました。そこから話はトントン拍子に進みました。彼は私のことを既婚者だと勘違いしていて、だから話しかける以上のアプローチが出来なかったのね、と納得しました😅

彼はそのとき仕事のことで病んでいて
泣きそうな声で私に電話をかけてきました。私に自分の弱みをみせ、私を頼りにする彼のことをとても好ましい、この人は信じられる、と思いました。
そしてお互いの結婚観を語り合い、相違がなかったため、「お休みが合うとき、一度ご飯に行ってもらえないでしょうか」と私から彼をデートに誘いました。
彼は嬉しそうな声で「いいですよ〜」と言いました。

その日から2日後、シフトが出る前に彼から「今日、仕事終わってからご飯に行きません?」と誘われました。
当日の休憩中に誘われるという、ほんとに急なお誘いだったので内心びっくりしました🤣
まじで思い立ったが吉日の人なのよ😌

その日は定時きっかりで仕事を終わらせて彼の待つお店へと向かいました。
初デートは彼がご馳走してくれました🥰

そこでお互い詳しい身の上話をし、
彼から「休みが合えば〇〇(地名)に一緒にいきたい」と言われました。
その土地はオタクの彼にとってとても大切な場所(聖地)で、よくよく考えればそれは殆ど告白と同義だったのですが、名前を呼ばれなかった弊害(彼は付き合う日まで私の名前を一度も呼んでくれませんでした🤣)と「それは友達として?それとも恋人として🤔?」と考えてしまって、「その前になにか言うことあるんじゃないの🤨?」的な気持ちになってしまったので、そのときはやんわりと受け流しました。いい雰囲気ではあったものの、その日はそれで終わりました。彼は一緒にまたご飯に行きたい、と言ってくれました。

2度目のデートは、結婚願望のことで初めて電話したときに、仙台七夕の前夜祭に一緒にいきたいから希望休をとってほしい、と私からお願いしてあったのですでに決まっていました。
好きな人との前夜祭デート🎋はずっと私の憧れだったので🤭

前夜祭の日は11時に待ち合わせして会いました。私はこの日のために新しく買った浴衣を着て行きましたし、彼もデート服で来てくれました 笑

バーミヤンでランチして、藤崎に寄り道して買い物に付き合ってもらい、アーケードから駅前をぐるっと散歩して国分町まで戻り、カラオケに行きました。
丸1日一緒に過ごすデートはこの日が初めてだったので、お互いに少し緊張もありましたが、そこは私と彼の相性の良さで全く会話に困ることはありませんでした。
ランチしているときに、また彼は「一緒に〇〇(地名)に行きたい。」と言いました。海鮮がダメならお肉とか他にも美味しいものがあるから、という売り込みもあり、もう私も彼と付き合う覚悟ができていたので「じゃあ、そのうち〇〇に連れて行ってください!」と返事をしました。
彼は少し驚いたような、安堵したような表情でした。彼はまだ確信できていなかったかもしれないけど、私的にはここでカップル成立でした 🤣笑

道ゆく人の発言「七夕の日は激アツなんだよな〜」の意味が分からなくて、「今日、全然暑くないですよね?」と彼に言うと彼は爆笑して、「激アツってそっちの暑いじゃないと思う」と返され、私も爆笑しました😂😂
たぶんパチンコとかスロットでアツいって意味なのね。
彼と私は笑いのツボもめちゃくちゃ合うんですよ☺️

そしてまた運命的だったのがお互いの親友の趣味がマイナーなもので一致していたこと!それにまつわる話で大盛り上がりしたので、これが発覚したのはかなり大きかったです 😂笑

花火まで時間があったので、甘味処に甘いものを食べにいき、彼はパフェ、私はあんみつを注文し、シェアしたかったのでスプーンであーんしあいっこしました😚
食べ終わった後に、彼が「意外だった、まさか直接食べさせてくれるとは思わなかった。」と言ったので、「じゃあ、これからもっと意外になっていくかもしれないですね。」と穏やかに返しました🤭

甘味処をでて西公園方面に向かいました。歩きながら私が感じていた彼についての印象を話し(素直に第一印象が悪かった話からしました😂)、声をかけてもらって本当に良かった、休憩時間を合わせてもらって恐縮だった、と自分の本心を伝え、「私のどこが良かったですか?」とききました。
すると彼は「この人なら大丈夫だと思った。」と答えました。
顔とか雰囲気とか仕事ぶりとか一目惚れだったとか、もう少し具体性が欲しかったけどそれはそれで嬉しい回答でした☺️
彼は本当に勘がいいんです、私を見つけて声をかけてくれたんだから、ほんとに人を見る目がある人だなと思いました。(こんなこと言って私もなかなかの自信家やな😅)

だいぶ人が増えてきたところで、彼が「ん」といって、手を差し出してきたので彼と手を繋いで歩きました。彼は「こんなことする柄じゃないから照れる。」と言っていましたが、まわりのカップルに後押しされ手を繋ぐことが出来ました。(ありがとう七夕前夜祭マジック🪄🙏🏻)

ニ高を通り過ぎ、川沿いまで出たのでそこで花火を見ることにしました。
場所取りを終えると、彼がすこし恥ずかしそうに「名前なんて呼んだらいい?」と聞いてきたので、私は「まだ一度も名前呼んでくれたことなかったですよね😠、実は嫌われてるのかと思ってた。」と返すと、彼は笑顔を浮かべ「嫌いだったらまずここに来ないし、こんなに一緒に過ごさないよ。」と答えました。
まったく、クールでシャイで捻くれた人ね😅
まぁそんなところが好きなんですが 笑

こうして私と彼は身体を寄せ合って花火を1時間満喫し、相思相愛となったのでした。

行きは普通の手つなぎだったけど、帰り道は1時間くらいずっと恋人繋ぎをして駅まで歩いて帰りました。
こうしてお互い好きだとか付き合おうという言葉なしに付き合いました 笑
(ちなみに私も彼も恋愛上級者というわけでは全くなく、ただクールでシャイで捻くれ者なだけです😂)

別れ際、彼は私にとても丁寧にお礼をいい、次のデートの約束を取り付けてくれました。ようやく相思相愛になってとても幸福で満ち足りた気持ちでした。

なんだか私達の恋は恋愛小説みがあるなぁなんて思いながら、書きたかったことを書き切れたのでとても満足です。でもとても長くなってしまいました、申し訳ありません😂

超長文最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございました🙏🏻
また書きたいことができたら更新させていただきますので、よろしくお願いいたします☺️

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