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自我を書きまくり1日15分2本勝負(79/112)
吉田兼好、やっぱりあんたはすごい!
自分が言うのもなんだけど、すごい良い線というか本質を突いてると思う。だからみんなに紹介しとくね。まったくよ。ヨッシーあんたはどこまで、現代まで通じる言葉を残すんだい?
っと言うわけで、今回見つけたのは徒然草(下)「能をつかんとする人」です。これも巷では有名なのかな?初めて知った。つーか「上」と「下」なんてあったんだ。むっちゃ書いてるじゃん!ってことに驚いたわ。
知ってる?第150段「能をつかんとする人」?
知ってたら結構マニアックだと思う。そう僕はマニアの道に入ったかもしれない。だから、みんなもマニアックにしようと思う。旅は道ずれってね。
ってか。もう「段」が渋い。「話」とか「#」や「No.」とかじゃないんだよぉぉ!!次に何か連載する時は、絶対「段」を使おう!むっちゃ忘れそうだけど。。。
今更ですが。。。「徒然草」って全部で243段あるらしい。今日は「へぇー!」が止まらない。
っで今回の内容がさ、ちと長いんだけど「お、おう確かに。。なんか耳痛いっす。」ってなるんだけど「なんか頑張ろう!」っとも思えた。では行きましょう!全文はこちら
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。
ど、どう???良くね?ルビの振り方?
もうね「耳がぁ、耳がぁ」つって「あっ、ムスカ大佐、耳まで?」ってぐらい、耳と胸に刺さりました。いやー、いつの時代も一緒。変わらないつーことだねー。
『ん?読めねーよ!』って?
んなこたぁー知らねーよ!あぁー、もうしょうがないなぁー。でも、間違ってたらごめんね!では、わたくし風に書くよ。まずは、これから
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
語学や資格や楽器とか技術なんでもいいんだけど。始めた人にさ、「うまく出来るようになるまでは、秘密にしといた方がいいでしょ!」って言う人いるじゃん。そうゆう人に限って出来ないまま、すぐ飽きて辞めちゃってるよね。
未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、
まだ、全然出来なくても人前だったり、上手な人達と一緒にやっている方がいい。そりゃー、からかわれたり、笑われたり、最悪バカにされたりするかもしれないけど、恥ずかしいと思わないでさ。
つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
継続して続けられる人は、才能やセンスが無くたって、長く地道に活動していれば、才能があっても何もしない人よりは、最終的には上手になってる。そして、格が出て、周囲に認められて、ものすごい名声を得るかもしれない。
天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。
すげー有名な人でも、最初は、下手で無名で評価がなく、ひどい苦労などもあったりするし。けど、その道の教えに正しく従って、厳しく守り、怠けていなければ、その道の専門家となって、みんなの先生になれるよね。これは全ての事で共通。
っというような、内容でした。もうさ。マジで、これですわー。
よくせざらんほどは、なまじ人に知られじ
そして「一芸も得る事なし!」つって、おっしゃる通りです。けっこう人知れず始めて、人知れず終わってること多いです。高確率の3日以内。でもでも、今年は違うんだ!
きっと違うと思いたい。。違うってところを見せてやんよ!
見とけよヨッシーぃぃぃぃぃ!!
《追伸》 ルビの使い方が分かりました。
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