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つれづれつづり

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それぞれ、おのおの、つれづれにつづります。
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2020年1月の記事一覧

働きたくない ~後編 現職~

 つれづれつづり「仕事」第3回目。今回は現在の仕事について。  普段からどんな仕事をしているかといのはネット上では明かしていませんし、実際に会った人にちょこっとだけ話すくらいなので全体像を知っている人はかなり限られているというかほぼ皆無という状況です。  正直自分のことをつまびらかにしていくのがこのつれづれつづりの趣旨ではあるものの、今回に関しては諸般の都合で具体的な業種や業務内容については明記しませんのでご了承ください。大した理由ではなくあくまでも個人的な線引きの問題なので

光の方へ(ゲイと仕事 #3)

「つれづれつづり第三回:仕事」の3話。 早いもので最終話です。 1話:就職活動〜新入社員時代(2004年前後) 2話:20代中盤〜後半(2005年〜2011年頃) 3話:30代〜現在(2011年〜現在 20代最後の歳で一念発起して初の転職。 しかも従業員数2000人以上の大企業から一転して、100人もいないくらいのベンチャー企業へ。 転職してすぐに、あまりのカルチャーギャップに良い意味で驚いた。 メールではなくチャットがメインでコミュニケーションがスムーズに進み、稟議や企

誰かが甘く誘う言葉にもう心揺れたりしないで

そうは言っても明日はやって来るし、明日どころか今日だって生きなきゃならないし。 夜逃げのように職場を去っても、まだしばらくは誰かに雇用される日々は続く。 不景気の風が吹きすさぶ中、それまで勤めたどこの職場でも正規雇用より非正規雇用の人員数が多く、とりわけ派遣社員の比率は高かった。 でも、これといった目的意識もないまま世間体のためだけに働いているのに「社員だから」というくくり一つで雑用から責任まで任されることに辟易していた自分には、趣味に打ち込みながら、夢に向かって努力しな

何から伝えればいいのかわからないまま時は流れて

散らばった粘り気の強い物体をかき集めて容器に入れて蓋をしようとしても、ニュルっと隙間から溢れては散らばって集めてを繰り返していた。 この2ヶ月間、文章をまとめることができなかった。 このマガジンに定期的に寄稿するようになってから早いもので1年が経った。 これまではどんなお題が出てもそこそこサラッと何かしらの記事には出来たのに、今回のテーマ「仕事」はそうはいかなかった。 それはきっと、今までずっと、自分の中で一番気になっていたことであり、同時にずっと蔑ろにしてきたことだからだ

答えの出そうにない問い

つれづれつづりシーズン3、仕事についての最終回です。封建的でオッサン臭い職場を離れたあと、そうではない職場作りに関わりました。 その場所で、あらためて思ったことを綴りたいと思います。 最初の職場を退職した後、のんびりと就職活動をしていたが、どこも似たようなものだった。封建的な臭いがするのだ。臭う、臭うぞ。 嗅覚ばかりが鍛えられる中、友人から「新しく一から職場を立ち上げるから、一緒にやってくれないか」という依頼を受けた。そして、「まあ、自分色を出せるならやってみようかな」くら

ゲイの仕事と社会とのつながりについて

仕事がなければお金は稼げないのはもちろんの事、社会とのつながりがなくなってしまうリスクがあると考える。(特にゲイの場合はそのリスクが高いと思われる。)仕事柄高齢者の人生の支援をしているが、将来お金で困っても国がなんとかしてくれるのが現状であると考える。また、報道で言われている2000万の貯金もなくても生きていけると考える。(日本では生活保護制度が充実しており国が何とかしてくれるから)ただ、社会とのつながりが本当になくなってしまう事が老後1番不安な事かもしれない。20代の頃は何