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働きたくない ~後編 現職~

 つれづれつづり「仕事」第3回目。今回は現在の仕事について。
 普段からどんな仕事をしているかといのはネット上では明かしていませんし、実際に会った人にちょこっとだけ話すくらいなので全体像を知っている人はかなり限られているというかほぼ皆無という状況です。
 正直自分のことをつまびらかにしていくのがこのつれづれつづりの趣旨ではあるものの、今回に関しては諸般の都合で具体的な業種や業務内容については明記しませんのでご了承ください。大した理由ではなくあくまでも個人的な線引きの問題なので深読みはしなくて大丈夫です。
 もともと前働いていたところが潰れてしてしまったため人生二度目のニート生活を送っていたのですが、貯金が底をつきかけ、非正規でもなんでもいいわいと応募したのが今の会社でした。全然興味がない業界の、でもちょっとだけ自分の知識や経験が活かせそうな、そういう場所に配属されました。今までの仕事は裏方仕事や対面の接客業ばかりだったのでいわゆる「ちゃんとした会社の仕事」的なものははじめてで「え! 座って講義を受けているだけでお金がもらえるんですか??!!」と驚いたものです。
 その代わりしっかりと勉強はしましたし、家に帰って講義中に受けた内容をノートに清書するなど至って真面目でした。仕事が楽しいというわけではなくて、「わからない」「知らない」を病的なまでに恐れていました。できるだけ失敗はしたくないし、使えないやつだとは思われたくない。
 とはいえ業務内容はあんまり向いていないなと思っていましたし、貯金がある程度貯まったら辞められなくなる前に辞めようとしていました。それがいつの間にやら勤続6年、途中で登用試験に受かるなどずぶずぶと沼に沈みつつあります。端から見ると順調なステップアップなのですが、冴えない給料と増える責任と板挟みで無用なストレスを抱える毎日です。

 今までの人生でもそうでしたが私は「何か新しく行動を起こす」ということが非常に苦手です。恒常性を重んじるというか変化を好まないというか。先程も書いた通り「知らないことを恐れる」というのも一因でしょう。何かを堪え忍ぶというのは美徳と思われがちですが、実のところ問題を先送りしているだけで現状打破をしない単なる怠惰であることが多いです。DV夫と離婚をしないのも言い訳をつけても離婚に向けた話し合いをするとか専門機関に相談をするだとか、そういうアクションがめんどくさい というのが理由のひとつなのではないでしょうか。(もちろんそれ以外の理由もあるでしょうが)
 働きたくない働きたくないと思いながらもそういう面倒くささと、少しの楽しさから今も続けています。

 とはいえ、今はめちゃめちゃ多忙でほんとしんどいのでこの辺で。

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