元官僚がコンサル10社受けてみて感じたこと(退職交渉編その2)

こんにちは、マロさんです。このアカウントでは、コンサル未経験のマロさんがどのようにして経験を積んでいくのかを観察日記形式で投稿していきます。コンサル業界への転職を考えている人・未経験中途でもがいている人に届けばいいなと思っています。Twitterも今後力を入れていきたいと考えているので、フォローしてもらえると筆が走ります。@QjXeZBVfpTJDDGH

本日は、退職交渉編その2ですが、お品書きはこんな感じ。
・慰留の日英会談
・なぜおじさんは荒ぶるのか
・どう立ち向かえばいいのか

・慰留の日英会談
通常業務を抱えつつ、人事担当部署の人からチクチク言われ続け、民間で働く友人からは「俺たちの払った税金で遊ぶのやめてもらっていい??笑」なんて言われていました。

そんなある日、マロさんの採用に携わった当時の課長補佐が現在出向しているイギリスとzoomで面談がセッティングされました。
そもそもすでに内定を持っている人に何言っても無駄な気がしますが、日英会談が開催されたわけです。会自体はつつがなく世間話で終わったのですが、「ここまでやるかー」と思いました。

・なぜおじさんは荒ぶるのか
人事担当部署の人はなぜ恫喝まがいの慰留を行うのか今回よくわかりました。一言でいうと保身ですね。合理的に考えれば、通常業務は遅れ、辞めていく職員は知人やSNSでその有様を伝え自分の組織の評判を貶め、そもそもお互いいい気持ちがしないという三重苦があるはずなのに、なーんでそんなことするのかしら、と不思議だったんです。
人事担当部署の人は、マロさんの退職を自分の上司に決裁もらいに行くときに「お前の代で沢山辞めてるけど、ちゃんと慰留したのか」って詰められるのかもしれません。「はい!ちゃんとやりました!」って言いたいがための無駄な慰留なんでしょうね

・どう立ち向かえばいいか
退職交渉に手を焼いている全人類に伝えたいのですが、そもそも職業選択の自由は保障されているのがまず第一。その上で理不尽なことを言われれば毅然として立ち向かいましょう。どうせ辞める組織です。穏便がベストですが自分の人生を犠牲にするほうが遥かに悪手です。出るとこに出れば結局組織側は負けるので。
一方で顔を立てながら辞めることの大切さも身に沁みました。マロさんには理解できませんが、合理的ではない人は世の中にはたくさんいて「俺/私のメンツが!!」ってなる人、大勢います。対人関係トラブルの原因はおおむね仁侠映画に集約されると思っています。彼らの価値観を変えることは難しいので、自分の譲れないところを明確にした上で、他のところは譲ってあげることで、あたかも「痛み分け」みたいに思わせておけばいいのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?