実のあるモーニングルーティン

起きたら1杯の白湯をゆっくり飲んで、軽くストレッチ。コーヒーメーカーをONにしたら、窓辺の多肉ちゃんに水をあげます。

モーニングルーティンってオシャレじゃないとルーティンにしちゃいけないかと思っているあなたのために、この在宅中に良くわからない方向に磨き上げられた実生活に直結したルーティンを発表させていただこうと思う。

ちなみに、本当に素敵な生活を送っている方はすぐにお気づきだろうが、多肉植物には毎日水をあげてはいけません。根腐れします。経験済み。

携帯のアラームは始業の30分前に鳴る。前回書いたように最近は睡眠が浅いため、わりと簡単に目は覚める。哀しいかな。

しいたけ占いを見たり、昨日寝落ちしたWeb漫画の無料分を読み直したりしたら、しぶしぶ布団をたたみ、枕とパジャマを布団の下にかたす。我が家の枕はそのままにしていると起き上がった人間を突如磁力で吸い付けて離さないことがあるのでこれは忘れちゃいけない作業。あと、パジャマも起き掛け最初に脱いで、トップスは人様に見せれるレベルの服、ボトムはジャージに着替える。パジャマのまま仕事が出来る人間は、一握りの自己管理能力の神か、仕事していると思っている夢遊病者だけと気づくまで2週間かかりました。

毎晩、仕事を終えると部屋の端に追いやっている仕事セットを窓際にズズズと引っ張ってきて、とりあえずPCを立ち上げる。勤め先は、出勤をWebシステムで報告する形なので、まず、一旦、何が何でも「出勤」を達成する。大抵始業10分前。

そして一日の予定を確認。業務では意外とMTGが多く、お客様にカメラ越しに顔見せすることもあるため、最短の顔見せ時間を把握することが目的だ。

と、ここまで読んでいる方はこれ以外にも人間生活を送る上での細かな色々をやっているかと無意識にお思いでしょうが・・・ちっちっち。

まったくやっておりません。

つまり、「出勤」してから、トイレに行き、歯を磨き、コーヒーを淹れ、ヨーグルトを食べて、そして最初の顔見せタイムまでにWebカメラが認識する最低限の化粧をしています。具体的にはマロ眉を棒に直し、土気色の唇をちょっとピンクにする。肌荒れはね、画面からちょっと離れれば平気。天気が良ければ洗濯を回し、昨日寝落ちしていれば溜まった洗い物を片しています。

社長や上司が知ったら、「出勤」の意味をレポートに書かされた上で廊下に立たされそうですが、個人的にはめちゃくちゃ効率的でご機嫌に仕事に取り掛かれるのです。それに上司だってそれくらいのことは子供とかパートナーとかペットを理由にやってる…と思いたい。効率とライフワークバランスとストレスを考えると、結構悪くない。

だから、出社してからモーニングを迎えるスタイル、最良なルーティーンとして今後も順守していきたいのですが、問題は明日解除されるらしい都内の緊急事態宣言。

晴れて出社が出来るようになった場合、始業の30分前は、電車に乗っている時間。さて、ここからが、紀ノのモーニング緊急事態となること間違いなし。どうかこれを機に、働き方改革、いっちょ進めてもらえませんか、社長。

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