西村拓真

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文系大学院生って何してるの?就活は?どんな人がいるの?―文系大学院生がリアルに答えます―①

現在東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程で研究しています、西村です。今回はよく聞かれることをどうせならまとめてしまおうという気持ちです。 メインは文系(特に教育)の大学院の進学を考えている学部生の方や、社会人の方です。 同じ大学院生の人たちで話したことなどがベースになっています。少しでもお役に立てれば~~~ 大前提:研究室や大学院によって異なります。(そらそう) 基本情報 学部からそのまま進学した院生(ストレートマスター)と、社会人の方が仕事などをしながら通う院生に

    • 高校生の「とりあえず進学」と総合型選抜入試がもたらす変化を考える

      今回は山口さん堀井さんの論文から、高校生の「とりあえず進学」を紐解き、入試方式との関係を考えてみました。 1分でわかる要約首都圏(神奈川)の高校生のとりあえず進学には「身分の保証」「目標探究」「モラトリアム」「他者依存」がある 進路選択自己効力の高さは、次の目標を求めて進学するようになることと関連 ※進路選択自己効力:進路選択・決定に必要な行動を取ろうと計画し、遂行可能かどうか見ていく自己認知のこと 「どの大学に行くか」を重視する一般入試から「大学で何を学ぶか」を重視

      • 「未来」を考えられるのは人間だけだそうです。

        というツイートをしたので、これをベースに少し広げながら書いてみます。 画像はnoteで未来と検索して出てきたものです。なかなかいい立ち姿です笑 未来を考えられるのは人間だけ今回参考にさせていただいた本は小泉英明さんの『脳科学の真髄』です。 前提として、人間にしかないことは「言語」を使えるという点です。 そして、身振り手振りのみでは、「明後日」「3ヶ月後」「◯年後」などを表現できません。 よって人間にしか「未来を考えられない」ということだそうです。 加えて、動物は後先を考

        • 2023年のうち4分の1が終了しました

          いくつになっても同じように思うのだろう「明日から4月だよ」 という言葉を聞いて、 「そうか4分の1が終わるのか」 という感想と、4分の1、すなわち1月1日から2190時間分の時を過ごしたという驚きに包まれました。 そして同時に「いくつになっても同じように感じるのだろうか」と思いました。 時間感覚について小さい時の30分は、めちゃくちゃ長く感じていたのに、だんだん短く感じていきますよね。 抽象的な概念を捉えられるようになると、このような現象になる、と聞いたことがあります

        文系大学院生って何してるの?就活は?どんな人がいるの?―文系大学院生がリアルに答えます―①

          西村拓真について

          大学院で「学校と地域の連携・協働」を研究しつつ、教育系団体「いっすんテラス」を立ち上げつつ、日々学んだり学ばなかったりしている人です。 日本語の扱いはいまだ慣れず、ちぐはぐです。勘弁してください。 略歴2000年4月19日生まれ。東洋大学文学部教育学科卒業。現在東京学芸大学院教育学研究科で「学校と地域の連携・協働」の研究を進める。200人規模の集団塾で講師としてアルバイト。N中等部、N/S高等学校インターン、Teach For Japan Campus Ambassador

          西村拓真について