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あの頃愛したモバゲー

先日、何を思ったか10年振りくらいにモバゲーにログインしてみたんです。

そもそもログインできるのかな?
パスワードあってるかな?
とか考えながら入ってみると、


当たり前ですが、
当時のプロフィールのまま、
当時のアバターのままで
気持ちが一瞬でタイムスリップしました。


自分が入っているサークル一覧を見ると
あぁ、当時の私はこれが好きだったな…なんて
今ではハマっていたことすら忘れてた10年前の私が好きだったものが溢れていました。

今回はそんなモバゲーについてのお話です。



モバゲーのマキです

もうこの一言で最高にエモい気持ちになりませんか?


私にとって初めてのSNSはモバゲーでした。
高校2年生の時、部活の友達の紹介で始めたのがきっかけです。


自分のアバターを作って
ブログを書いて

知らない人達と友達になって
ブログにコメントし合ったりするのが
最高に楽しかった。

モバゲーを開く度ワクワクしていたのを今でも思い出します。


私的にはモバゲーは、
その後のSNS(mixi、Twitter、FB等)よりも、
『全く知らない赤の他人同士が、気軽に友達になれる』
という点で特化していたと思います。

『友希』『数友』『友達整理』
これらの言葉はモバゲーで覚えました。


リアルの知り合いには相談できないこともモバゲー内の友達には相談できた。

可愛いアバターを作り、現実世界とは違う自分になって、
バーチャルの中だけの友達と仲良くする。

でもモバゲーで出来た友達と現実世界で直接会うのはご法度で、

ミニメール(モバゲー内のDM機能)で、アドレスや、直接会おうとするような内容を送ったことが運営にバレると

ペナルティにて、
一定期間アカウントが停止されてしまうのです。

そして、
『ペナン島に飛ばされてたー』と言ってみんな帰ってくる。

mixiのようなオフ会的機能も全くありません。
あくまで、バーチャルの中だけの関わりを約束されています。

中には『モバ彼』『モバカノ』なんてものを作ってバーチャルの中だけの恋愛を楽しむ人もいました。

そんなモバゲーの中で面白かったのが、


『質問広場』
Yahoo!知恵袋のような感じですね。
真剣な相談も沢山あるけど、
面白カテが大喜利みたいで楽しかった。
暇さえあれば一日中見ていました…。


『モバゲークリエイター』
主に小説などを書いて投稿したり読んだり出来る機能。
ここから書籍化されて有名になった作品もいくつかありますよね。
こちらも暇さえあれば一日中見ていました…。



そして冒頭でも出てきた、
『サークル』

共通の趣味や好みを持った人が集まる掲示板のようなものですね。
私はGLAYが好きなので、
GLAY好きが集まるサークルに入って、

TVにGLAYが出るときはサークルの人達とあれやこれや実況しながら観たり、
GLAYの歌詞をただ順番に投稿していくトピックで遊んだり、
気軽にファン同士が交流出来るのが斬新で楽しかったです。

モバ家族、みたいなサークルも流行って、
サークルの中だけの家族を作り楽しむ人もいました。

あくまでバーチャル内だけでの特別な世界、特別な関係をみんな楽しんでいたのです。


現実世界が上手くいかなくても、嫌なことがあっても、
モバゲーを開けばリアルとは別の、もう一つの世界がそこにはあったのです。




10年振りにログインしてみたものの、やっぱり今のモバゲーの仕様はよくわからなくて、
でも、mobageとして新たな進化を遂げているんでしょうね。


当時は怪盗ロワイヤルが主流のゲームだった気がするけど、
今はとんでもなく沢山ゲームもあるイメージ…。


私が知っている世界とは少し変わってしまったけど、
これからも、
静かに応援を続けたいと思います。

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