BARはスタッフを中心としたコミュニティである。
たまにBARに行くのですが、スタッフさんの存在の大きさに気づいたので、noteに書き残しておきます。
僕がBARに行き始めたのは昨年今頃で、本当になんとなくですが、BARに一人で行ける大人ってカッコいいなと思ったからです。
はじめてBARに行ってから嵌まってしまい、毎週ように通っていましたが、ある時から急にあまりBARに行かなくなりました。
それは、はじめてBARに行った時に暖かく迎えてくれたスタッフさんがお店をやめたときです。
僕はBARに求めていたのは楽しい会話で、その会話の輪にはスタッフさんがいました。しかし、それはなくなってしまいました。
このときから僕はBARに対する認識を変えました。それまで僕はBARをお酒を飲む場所として考えていましたが、実際はスタッフさんを中心とした集合体(コミュニティ)だったんです。
スタッフさんが変われば、お店の客層も変わるはずで、前のスタッフさんがいたときの客からすれば、まったく別のお店(コミュニティ)に変わってしまいます。新しいコミュニティと肌が合わなければ、お客の足も遠退きます。
このことからスタッフさんはBARのコミュニティ形成を左右する存在であること。もっというと、スタッフさんの組み合わせによってBARの価値は決まることがわかります。
渋いおじさんが集まる老舗のBARに、若い女の子の慕われるスタッフさんが入ったとします。そうなったら、若い女の子によってこれまでのお店の雰囲気を壊され、常連の渋いおじさんが好きだったBARではなくなります。
逆に、別の老舗のBARで働いていたスタッフさんが入れば、似たコミュニティのお客同士のため、すぐに打ちとけ合い、お店の活気も魅力もさらに高まっていきます。
のっぴきならない事情もあるので、スタッフさんの入れ替わりは避けられませんが、その時も時間をかけて今いるスタッフさんのコミュニティと新しいスタッフさんのコミュニティを交わらせていくことが、BARの新陳代謝には必要そうだなと思いました。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
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