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日常 2023.05.02

人付き合いは難しい。

何を当たり前のことを思われるかもしれないが、僕にとっては難易度が高いことだ。

人付き合いもいろいろある。

ビジネス: 上司や部下、同僚、顧客との関係など
プライベート: 家族やパートナーとの関係、学生時代の友人、趣味のコミュニティの仲間など

ビジネスでも、プライベートでも共通していることは、自分と価値観も能力がまったく同じ人はいないということ。同じ事柄を見ても、そこからどう解釈するかは人それぞれ。

例えば、コップに水が半分入っているとき、とある人は「半分も」と捉えるし、別の人は「半分しか」と捉える。

その解釈に良いも悪いもない。

だから、前提を擦り合わせたり、お互いにどう見えたかを話して、できるだけ同じ方向を向けるようにする。

では、ビジネスとプライベートではどちらが同じ方向を難しいんだろう。僕はプライベートだと思っている。

ビジネスにおける人間関係の大半は、社内の人間関係だろう。会社に採用されて、同じオフィスで一緒に働くと、考え方が似てくるし同質性が高まる。

一方、プライベートの人間関係(特に成人になってからの人付き合い)は、ちょっと複雑だ。それぞれが過去に所属したコミニュティの影響を受けて価値観と形成して、それと対峙するからだ。学生ならば家族が学校、社会人なら所属する会社(+それまでの経験)。

そもそもズレたところからスタートするのがプライベートの人付き合い。

プライベートでも浅い関係なら他愛のない世間話で乗り切れるが、長い時間をかけて一緒に何かを成し遂げようとするなら如実に価値観の違いが表れる。

相手の価値観をすべて受け入れる必要はない。妥協点を見つけて、歩み寄ってもいい。自分にとってどうでもいいことなら相手に譲ってもいい。

当たり前のことを書いてしまったが、僕がそういう擦り合わせに困っていて、ただ文字にして整理したかった。

相手と自分は違う人だということを受け入れて、寛容に生きていくこと。そうしたいだけなんだけどな。

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