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10月26日 リフレッシュパーク豊浦にやって来た(1)

 EOS 90D + EF 70-300mm F4-5.6L ISM を携えて、【杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦】にやって来ました。リフレッシュパークのホームページをリンクしておきましたので、園の詳細についてはそちらのページを参考にしてください。簡単にいうと、下関市民の憩いの場所ということです。家族一緒に遊べる遊具や広い芝生の広場に加えて、ここには薔薇や季節毎に花を咲かせる植物が植えられています。子供達が小さかった頃に、お弁当をもって家族でやってきてました。あぁ、懐かしいなぁ~。

 今回の訪問の最大の目的は、アサギマダラを撮影することです。この時期、アサギマダラは、北から暖かい南の地方に大移動するという習性をもっています。個体によっては、沖縄や台湾まで移動するものもあるようです。移動の途中で大好きなフジバカマの花の蜜を補給しながら長旅を続けるのですが、ここ【リフレッシュパーク豊浦】も有名な(?)飛来地となっています。施設管理の方々が、フジバカマをしっかり育てて下さっているということですね。ということで、期待に違わず、当日も非常に多くのアサギマダラがやってきていて、フジバカマの蜜を吸う姿を見ることができました。アサギマダラ以外でも、ヒメアカタテハ、アカタテハ等の蝶々を見ることができました。

 また、リフレッシュパークの周りは森になっているので、野鳥の撮影ポイントとして良いのではないかと思いました。園の南東側には、ヒトの背丈程度のコスモスが植えられた畑(当日は既に花は無く、枯れ枝に実をつけている状態でした)があって、小鳥の隠れ場や餌場に良さそうな場所でした。北西側には池と自然の森があって面白そうなのですが、現在は金網が敷設されていて残念ながらそこには行けなくなっていました。結果的には、南東側のコスモス畑でノビタキとカワラヒワを、北西側ではカワウを撮影することができました。

1.アサギマダラ 

 アサギマダラの^名前は皆さんもよく耳にされるのではないでしょうか。翅の色が薄い青緑色「浅葱色」をしているところから名付けられたそうです。春になると台湾や南西諸島から日本本土に飛来し、秋には温暖な南西諸島かや台湾に移動するということです。あんな小さな体のどこにそのような力が蓄えられているのか、とても驚きですね。遠距離移動を可能とする鍵は、その飛翔方法にあるのかもしれません。彼らはあまり羽ばたくことなく、フワリ、フワリと飛ぶんですね。見るからに省エネなんです。上昇気流に乗ってしまえば、後は比較的簡単に南の目的地まで飛べるのかもしれません。フジバカマ植栽の管理員の方に教えて頂きましたが、翅の茶色が濃くなったのは成虫になってからの時間が長い、経験豊富な個体だそうです。また後翅の腹部先端付近に黒色の斑紋があるのが雄だそうです。

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2.ヒメアカタテハ

 この蝶はブログ初登場ですね。Wkipediaによると、この蝶は、「南極大陸を除く全ての大陸に分布していて、現在最も分布が広いチョウの一つである」だそうです。現在の地球環境にうまく適合した種だということですね。花の蜜を主食にしているようです。写真の通り、とても綺麗なオレンジ色の翅に黒色の斑点模様と、前肢端は黒帯に白色斑点の模様を纏っています。胴体付近の翅は、オレンジ色ではなく茶褐色になっています。

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3.アカタテハ

 前出のヒメアカタテハと似ていますが、翅の色はオレンジ色より濃い橙色で、胴体付近の翅の色も茶褐色より暗い黒褐色となっています。前肢端の黒色部分も大きくて、ヒメアカタテハよりは全体的に暗い色使いになっています。前翅裏側は褐色地の中に白線の網目模様が配されていて、なかなかお洒落な翅ですね。ヒメアカタテハに比べて、若干小さ目な蝶です。

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4.ツマグロヒョウモン(♂)

 私のブログでは、殆どレギュラーメンバーですね。今日もまた雄に会うことができました。いつ見ても綺麗な蝶ですね。本日は細部の拡大写真はありません。

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5.ベニシジミ

 小型のかわいい蝶です。前翅の裏側は赤褐色で、黒色の斑点模様と黒色の縁取りがあります。後翅の裏側は、茶灰褐色に黒色斑点模様と赤褐色の縁取り模様が施されていました。頭部から腹部までふわっとした感じの毛に覆われていて、頭部には黒い大きな複眼があって、とても愛嬌のある顔をしていて、初見でファンになってしまいました。この1枚しか写真が撮れていないので、翅の表側の様子がわかりませんが、次に出会うまでの楽しみにとっておきましょう。

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6.小休止にします

 出会えた蝶たちの姿をお見せすることができましたが、長なってしまったので、いったん記事はここで終わりにします。鳥たちの姿は、この後の記事で紹介することにします。

 ここまで読んでくださって、ありがとうございました。



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