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贈り物をすると幸せの総量が増える?お金の使い方について考えたこと。

先日、実家の祖母にお菓子を送った。
年末年始、大体毎年帰省をするのだが、今年は転勤で引越しもあったので、自宅で静かに過ごそうと考えている。

両親は、スマホからいつでも子供(孫)たちの写真を送ることができるが、
86歳の祖母にはそういうわけにはいかない。

ただ、きっと年末帰ることを楽しみにしているだろうと思ったので、今年はちょっとした贈り物として子供たちの写真とこちらで有名なお菓子を送った。

誰かのために使うお金と自分のために使うお金

お金は「誰かのために使う」とより幸福感を感じられるらしい。
さまざまなお金の本に書いてあって、印象的だった。

比較的多くお金を本を読んでいるが、どの本にも大抵同じようなことが書いてある。

少し話が脱線するが、今年の「やりたいリスト100」の中に、
「寄付をする」というものがあった。

これは、その「幸福感」がどんなものか、実感したくてリストに入れたものだ。

なんだか、打算的で恥ずかしい。

私はしっかり寄付というものをしたことがない。

そして、結論から言うと、まだ寄付をしていない。
今年も残りわずかなのに。

やろうとすればできなくはないが、一体どこに寄付をしたら良いか
考える余裕が少しないので、寄付ではないが、贈り物をしようと考えた。

そして、今年は会いに行けない祖母へ贈り物をしたら、
きっと喜んでくれると思ったのだ。

誰のことを想いながらお金を使うということ

今回、寄付とは全く趣旨が違うが、「自分のためではないお金の使い方」と言う意味では同じなので、良しとしている。

贈り物は今まで何度もしたことはあるが、「幸福感」を意識しながら、ある意味実験的に行ったことはなかったので、少し新鮮だった。

結論としては、とても幸せな気持ちになれたと思う。

贈り物は、選んでいるとき、相手のことを想いながら商品を考えたりすること、それ自体が幸せをもたらしてくれると感じた。

決してその人のこと(今回で言うと祖母)を忘れていたわけではないが、商品を選ぶ間は、ほぼ100%祖母のことを考えていられた。

そして、その時間の中で過去、祖母にしてもらったことや、
祖母との思い出なども思い出すことができ、
より「今、祖母と時間を共有できるときを大切にしよう」と思えたのだ。

祖母はもう80代後半。
まだまだ元気ではあるが、何十年も同じではない。

1年1年が、祖母にとっては貴重な一年なのだ。

だからこそ、帰省できない今年、少しの時間も祖母のことを考え、そして、祖母が喜んでくれるであろう商品を選び、お金と時間を使えたことは、とても幸せだった。

そして私が幸せだと感じるように、商品を受け取った時、きっと祖母も幸せを感じてくれるだろう。

そう考えると、自分のためだけに使うお金の倍以上の喜びや幸福感を得られるのではと思った。

そもそも、幸福感を得るために、贈り物をするものではないが、こういった見方もあるので、これから積極的に誰かの喜びや幸せのためにお金を使っていけるようになりたい。






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