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【子育て】常に「怒る必要がある?」を頭によぎる状態にしておきたい。
最近、娘たち(2歳、4歳)に対して怒ることが減ったと思う。
次女が生まれてから長女には感情をむき出しにして怒ってしまうことが多々あった。
生まれてまだ数年の彼女に対し、本気になって言い合いをしたこともある。
頭の中では怒りながら「あ〜・・ダメダメ・・またやっちゃってるよ・・」と自分にダメ出しをしているのに・・。
手をあげそうになったことも何度もある。(・・というか、軽く叩いてしまったこともある)
それが、ここ最近、イライラすることだいぶ減ったのだ。
なぜなのかを自分の備忘録としても記録しておきたい。
モンテッソーリ教育の考え方を学んだ
最近、モンテッソーリ関係の書籍や、Voicyのラジオを聴いている。
とても有名な、モンテッソーリ講師のあきえ先生だ。
モンテッソーリ教育というと、手先を使った「おしごと」(作業)をさせたり・・おもちゃの場所をしっかり写真で示して片付けをしたり・・というイメージを持っていた。
英才教育の一環なのかな?
くらいにしか捉えていなかった。
ところが、あきえ先生の放送や著書では、どちらかというとモンテッソーリ教育の「考え方」を通してどのような眼差しで子供達と接すれば良いのかということを、わかりやすく解説してくれる。
日常生活に落とし込みやすやすく、今までのモンテソーリ教育のイメージをガラリと変えてくれた。
子供にとって環境は本当に重要で、その中でも人的環境は影響力も大きく、家庭の中での出来事がまさにそれにあたるという。
だから家庭での子供への接し方が本当に大切ということを、あきえ先生は教えてくれている。
私たちがどのような考え方を持って子供に接するのか?
によって、子供との関わり方は大きく変わるのだ。
実際、最近私は子供に対して穏やかに接することが明らかに多くなったのだ。
私たちは、「初めてのこと」について、基本的をしっかり学び、理解していくのに、「子育て」については初めてでも、自ら学ぼうとしないと学ぶ機会はない。本当は、学ぶ対象であるにも関わらず。
学んでいないと、自分の中での子育てに関する常識「普通はこうでしょ」を子供に押し付けてしまうことがある。
あきえ先生がいつかのVoicyでこんなようなことをおっしゃっていた。
(ちょっと違っていたらごめんなさい。でもだいたいこんなようなことです)
確かにそうだなぁと今実感している。
怒る、叱る必要はない
モンテッソーリ教育では、子供に対し、怒ったり、叱ったりする必要はないとしている。
間違ったことがあれば、「違う」ということを「伝える」だけ。
そもそもの考え方として、大人と子供を対等にみているのだ。
対等な関係の人に対して、「〜しなさい!」「〜したらダメでしょ!」「何度言ったらわかるの?」「いい加減にしなさい!」ということは言わない。
それと同じで、子供に対しても怒ったり叱ったりすのではなく「なぜダメなのかを淡々と伝える」のだ。
もちろん、これで理解できない場合も多いが、それでも粘り強くやっていくというのがモンテッソーリの考え方のようだ。
つまり、大人側の感情コントロールと忍耐力が非常に大切になってくるということ。
大人側のキャパシティを整備しておく
そうなると、しっかりと子供と向き合い、忍耐強く接するために私たち大人側のコンディションをいかに良くしておくということが大切。
私も何度も経験があるが、自分が疲れていたり、余裕がなかったりすると、つい言わなくても良い一言を子供に言ってしまったり不適切な対応をしてしまうことが多くなる。
だから、最近では「ちょっと多すぎかな?」というくらい自分のメンテナンスを入れるようにしている。
これは、できること、できないこと(しかも働いていると尚更)があるけれど、今自分ができる範囲で、自分を甘やかして、余裕や余白を持たせることが重要だと思った。
例えば、土日はビッシリ予定を入れるのではなく、予定にも余裕を持たせる、であったり、仕事でも無理をしないなど。
挙げたらキリがないが、とにかく子供に接するための余裕を残していくということを意識するだけで、だいぶ変わっていった。
また、常に学ぶ姿勢を持って、知識も一緒に入れていくことで、さらに子育てが楽になるのではと実感している。
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