あまり自己主張をしなくなりました
ここ数年を振り返ってみると「自己主張をあんましなくなったなー」と思います。
もちろん必要な場面で必要な内容の自己紹介はするけれど、誰彼構わず一生懸命「僕は!僕は!」をしなくなったんですよね。
これは加齢ではないと思うんですよね。いや46歳ですから当然加齢ではあるんですけどそれだけじゃない。
と、思いたい。
え、今年47歳?聞こえない。
これ、なんでかなーと考えて見るとですね。
まず僕には得意で自信のある仕事があります。
「困った事になっているWebサイトをなんとかする」
「インターネットで困った企業のお手伝いをする」
「10名以下のチーム課題を解決する」
あまり沢山ではないけど、こんなとこです。
さらに僕が自信を持っている職能を評価してくれて報酬を払ってくれるお客様がいるわけです。
「お前となら」と言ってくれて一緒に会社を経営する仲間もいます。
つまりね、今の僕は「他者から認められている」ものすごく満たされた環境にいるんですよね。
若い頃は何が本当に得意で、誰が自分の顧客となるのか。絶対的な仕事のパートナーは誰か、どれもこれも手探りで不安だったからワーワー言って何か打開策を探していたんだと思います。
もちろん若い頃にワーワー言ったことで今があるはずなので、それが無駄だったとは思わないけどね。
今もそれやるの?って聞かれたらそうじゃないのよ。
今の僕は年齢関係なく色々な人の経験や思いを聞いて回りたいといつも思っていて、聞くに集中すると自分の話をあまりする時間がないだけ。
誰かの経験とか思いって聞くとすごく楽しいですよね。
全てを自分で経験出来るワケではないので、ちょっと人生をお借りするようなイメージ。なんか少し景色が広がるじゃない?あの感じがすごく良い。
なので半世紀近い僕の人生を振り返ってみると、満たされていないとか不安があるともがくように喋り、満たされていると人の話を真剣にゆっくり聞く事が出来るようになるってことでしょうか。
検証データが僕1人という検証になんか全然なってない判断だけど、オッサンと言うのはあまり自己主張をせず、誰かの話に耳を傾けられる状態が健全なんじゃないかなぁ?と思います。
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