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山小屋夫婦で登る山

夫婦での登山について。

前回記事↓


妻とは山小屋で出会っているので、
もちろんお互い山が好きです。

そんな広島県出身の妻、

実は山小屋に来る前は、
中国地方の里山を中心に登っていたため、
当時は八ヶ岳やアルプスは
一度も登ったことがありません。

それで初めての北アルプスが山小屋バイト。


山小屋に来た時は「アイゼン」の名前も知らなかったほど。
それで山小屋の受付をしていたのですから、
すごいものです。


私も仕事を辞めて山小屋に行く選択をしているので、
まともな人間とは自分でも思っていませんが、


妻の方がより大胆に行動する感じです。

きっと登山家とか冒険家には
私より向いているんだろうなぁ、
と思います。

こんなところを登っていたそうです


そんなわけですが、
登山歴としては私の方が長く、
登った山の数も違うので、
山を決めるときには
妻から相談を受けることが多いです。


一方で草花の知識は妻の方が圧倒的に詳しく、
山を歩いていても、
私が全く目につかないような花を見つけては
教えてくれます。

(時々私が知っているテイで話してくるので
困ることもあります笑)

一緒に登っていても
山を見る視点が全く違うんだなぁ、
と登るたびに思います。

それから景色に対しての感動、
そしてその表現は妻のほうが大きく、
私はいつも隣や後ろでそれを眺めています。

上高地ハイク


そんな私が妻と登っていて感じる
夫婦登山の利点としては、
まずはお互いの山の力量や得意、不得意を
把握していること。

例えばお互いのペースや性格をわかっている分、
山を決める時でも、
この難易度は行けるかどうか、

登ったらどれくらいでたどり着けるか、
なども予測しやすいですし、


山行中では歩くペースはもちろん、
休憩などの判断も
そろそろかな、と決めやすいです。

これが初めましての人だと、
そうはいきません。

ソロほど好き勝手はできませんが、
山のパートナーとしても
夫婦だとちょうど良いのです。


そして先ほども花の例を上げましたが、
山に対する視点が違うこと。

妻の話を聞いていると、山に対する視野が広くなるような気がします。


他には山に行く道中、車の運転も交代でできることも大きいです。
山の帰り道は特に眠くなるのですが、
2人いれば片方が運転している間に、もう片方は眠ることができます。

友人だと寝るにも気を遣ってしまいますが、
夫婦ならまあいいかと。


1人だと躊躇してしまう遠い山も、
運転手2人なら行けるかな、
となります。


ほとんどソロ登山だった私にとって、
夫婦登山はそんな良さがありました。
(他にもありますが、またいつか)


お互いカレンダー通りの休日ではないので、
休みが合わなければ、
もちろんソロで登りに行くこともあります。

そんなときには下山後に写真やyamapを見せてもらって感想を聞いたり情報交換したりします。


ちょっと中途半端になりましたが、
そんな感じで夫婦で登山を楽しんでおります。

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