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困っていることが、3つある

ちょっと困っている。
人は何かしら困ったことや悩みなんかを一つ以上は抱えているものだとは思う。
わたしの困っていることは、正直言ってつまらないことかもしれない。
一体何に困っているのかというと、主に3つある。

1. 「食べろ食べろ教」が多くて困っている
2. 数日後の予定を聞かれるので困っている
3. ヘアスタイルをどうしたら良いのか困っている

ほらね、正直言ってつまらないし死にはしないし、たいしたことじゃない。
だけど、わたしにとってはそれはそれは本当に困っているのだ。

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1. 「食べろ食べろ教」の正体

まずは、いちばん身近な夫が「食べろ食べろ教」。
正確には「何を食べる?教」かな。
平日はまだマシだけど、毎週末連休が本当にとてもとても苦痛。
朝食を終えたら「ランチ何食べる?」、昼食が済んだら「夜ごはんどうする?」。
たった今食べたばかりで、胃がパンパンなのにすぐには考えられないよ。
それにテレビと言ったら、全国のグルメか地元の飲食店めぐりをする芸人の番組ばかり見ているし、しかも家でも自家用車でもテレビは見れるから、とにかく一日中食べ物の話しばかり聞かされて、わたしはただただ胃が悪くなってますます食欲がなくなる。

次に、女友達が「食べろ食べろ教」。
集まって食事しながらおしゃべりしていたら、食べたくないのに全部の料理をきっちり人数分等分する女友達がいる。
「要らない」と断っても彼女はそれを絶対許さない。
「みんな食べるんだからアンタも食べなさいよ」、「何にも食べてないじゃん、だから駄目なんだよ」、「もっと食べれるはずよ」って意味わからん。
自分の食べたいものを注文すると、勝手に後から配分されてくる料理が食べられなくなる、だから近頃は自分の料理は飲み物以外は何も注文しないようにしている。

親・家族が「食べろ食べろ教」。
たまに実家に帰ったら、「昼ごはんまだでしょ、食べなさい」と言って、まず食事が出てくる。
なので近頃は帰る前に「食べて帰るから」と言っておく。
そうしたら、「ケーキ食べなさい」・・・やっぱり何か食べ物が出てくる。
夫の両親や親せきに会ったら、とにかく「食べろ食べろ」と言って何でもかんでも勧めてくる。帰る時にはあれこれ食べ物のお土産まで持たされる。
これは本当に困る。義理の親族だし安易に断れないから。
みんな悪気は無いのは分かっている。
「食べない嫁」「食が細い女」はきっと駄目な嫁なんだろう。

そんな感じで、ここ数年胃の調子は良くないし、胃カメラ飲んだら二年前には無かったのに去年初めて胃にポリープができていたことが発覚した。
たった一年でポリープってできるんだ。
…いや、感心している場合じゃない。

だから「要らない」って言ってるのに。
ポリープまでできてしまったじゃないの。
人はどうして「食べろ食べろ」って食べ物を勧めて食べさせたがるのだろう?食べ物が無くて無くて困る時代でもあるまいし、しかも怒ってまで無理矢理食べさせようとするのだろう。
わたしからしたら、「食べろ食べろ教」の正体は身勝手な押し付けと変わらない。
本当に困っている。

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2. 数日後の予定を聞かれて、断る理由(嘘)を考える

どうやらわたしは「約束」が苦手みたい。最近ようやく気付いた。
理由は、その当日になって本当にそれがしたいかどうかはわからないし、そこまでモチベーションがもつかどうかもわからない。
数年前までは休日も少ないし仕事にばかり明け暮れていたので、そもそもプライベートで誘われることも少なかったし、あったとしてもほぼほぼ断っていた。
現実的に時間が無かったし日々忙しく働いていたから、たまーの休日ではひとりでゆっくり過ごしたかったし、出来れば人に会いたくなかった。たとえそれが友達でも。
疲れた顔を見られたくなかったのもある。愚痴とかこぼしたりするのも嫌だったから、ひとりでゆっくり過ごしてリフレッシュするほうが仕事も体調も順調だった。
ところが、数年前にその仕事も辞めてしまったから今じゃ誰よりもヒマ人と思われている。確かにヒマ人ではあるけれど、ひとりで過ごしてリフレッシュして体調管理する習慣は全く変わっていない。

わたしの知人で、一旦は喜んでお誘いの約束をするのだけれど、90%の確率で当日か前夜にドタキャンする女性がいる。
初めのころは、なんなんだ?!と思ったけれど、長く付き合ううちにどうやら彼女は誘ってくれたものをいきなり断れない性分なんだと分かった。
だから、いつも後で断るつもりで約束をするのだ。
最初に受け入れたほうが印象が良いと考えているのだろう。
だけど、わたしにはそれはできない。
後から断ったり守れないのなら、最初から約束なんてしないほうが良いというのがわたしの考え。
最初から断るからきっと相手からの印象は良くないのかもしれないなぁ。

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3. 40代のヘアメイクは闇、他人の助言が必要

40代のヘアメイクはほんと闇、闇でしかない。
気が付いたら、ついこの前(30代)までのヘアスタイルが全然似合わなくなってしまっているの不思議。
理由は、40代で顔の印象が激変するから。
本人はそんなつもりは全くないのだけれど、いつも通りのヘアスタイルにしようとしても何故かきまらないことが増えてくる。
そう、「顔に勢いがなくなった」からだ。

わたしの「若者」の定義は20~30代なのだけど(勝手に)、そのころは仕事に対して、そしてお洒落や遊びに対してとにかく自分だけのために力いっぱい生きているから「顔に勢いがある」のだ。
40代になると、若者ほど力いっぱいしなくてもそこそこなんでも思い通りになるし、欲しいものはある程度自力で手に入れてきたし、やりたいことはほぼほぼやってしまった。
あと今度何かしようにも体力はなくなっているし、身体中あちこちガタがきているし、自分だけのために力いっぱい生きるって感じが薄れている。
そうすると「目の輝き」だったり「顔のキレ」がなくなる。
だから若者のころからのヘアスタイルが途端に似合わなくなる。

分かりやすいのは「ロングヘア」。
やっぱり髪にはものすごい力(パワー)がある。
特に「ロングヘア」は長いってだけでものすごい勢いがあるもんだから、そのヘアスタイルに顔が負けてしまっていることが多い気がする。
(そんなわたしはロングヘア、ヤバイ~ヤバイ~)

ヘアスタイルに関しては40代は他人の助言が聞きたいはず。
自分がこうなりたいっていうのは置いといて、プロの助言が聞きたい。
なのに、それを期待してヘアサロンへ行ったら「どのようにしますか?」って聞かれる。「どうしたら良いですか?!」って聞きたいのはコッチだ。
あたりまえかもしれないけど、言われたことしかしないヘアサロンが多い。無駄なおしゃべりをしに来たわけじゃない、ホンモノのプロの助言や提案、納得できる理由が聞きたいのだ。
しかし、これまた後でクレームになるのも怖いよね、それは分かる。
そんなだから、ここ数年ヘアサロン難民になってしまっている。

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4. まとめ

1. 「食べろ食べろ教」の正体は単なる押し付けと変わらない
2. いつ断ってもどうせ印象が悪いなら、約束はしないほうがマシ
3. 40代のヘアメイクは闇でしかない、自力で解決は無理

まとめって感じではないのだけれど、40代女子はきっと複雑なんだと思う。
もしくはわたしが鬱の初期症状になってしまったのかもしれない。
これもあと少しの辛抱よ。なぜなら見る限り50代はなんだかみんなやたら元気だし、また一段とパワーアップしているような気がするから。
ホルモンバランスのせいかなぁ・・・、40代はいろいろ複雑なのだ。


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