平成最後の引越しのあと
先週引越しがおわりましたよ。
さぁ、これから荷物を片付けるか!と思った矢先の事件、10連休になる4日前の出来事。
夫の母が緊急入院した。
すぐに病院へ駆けつけ、たくさんの検査に付き添った。母の車椅子を押してあちこち。
その日から病院通いの生活が始まった。
部屋の片付けはそっちのけ。
夫の母は85歳。心臓が弱い。
入院してから日に日に弱っていくのがわかる。
入院から2日経って、担当の医師から家族が呼ばれ、覚悟をするように言われた。
突然の宣告に言葉が出なかった。
夫の母の姉妹やいとこが次々と病院に集まった。
予想外のとんでもない事態になった。
10連休に入り、深い眠りからようやく目覚めた夫の母。
容態は少し安定したものの、ただただ天井を見つめるだけで、話しかけてもほとんど反応できなくなっていた。
ここまで早かった。
初めて寝ている人の着替えを手伝った。
初めて大人用紙おむつを買いに走った。
これからどうなるんだろう?
がっつり働いている人が同じような事態になったら、仕事は?介護は?本人や家族の生活は?
いっぺんに多くの問題がのしかかってくる感じが現実となって分かった。
ところで、10連休というのに病棟はいつも通り。
日勤夜勤で看護師さんが代わる代わるやってくるし、担当の医師は休むことなく連勤している。
患者の家族としては有り難いけど、これを当たり前に思ったらいけない気がする。
なんとかしなくちゃ…って、ワタシが言うのもおかしいけど。
いずれにしても、まずは引越しの荷物を、部屋を片付けなくちゃな…と。
今後のことは、それからひとつずつ解決しよう。
明日から令和になるよ。
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