ゲリラ豪雨。

何事もない日常に
突然の雨が降ってくる
驚いた僕は携帯を
壁に投げつけて泣いた

去った梅雨の気配が
ぽつぽつと足音を立てて
予感していない虚無の感情に
僕の心は飲み込まれる

ザーザー雨は降り続け
枕をただ濡らしている
大粒のゲリラ豪雨は
アスファルトを少しずつ削る。

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