大企業からベンチャーへ転職する場合に、注意すべきことは?
このnote番組は、仮想銀座高級クラブ「かほこ」のママが、みなさまの人生相談に時に鋭く切り込みながら、心のおしぼりを配る #voicy人気番組の note支店です。
詳細→https://note.mu/tsunesalo/n/n87d8a57309bb
◆ご相談内容
「大企業からベンチャー転職の”強み”と”弱み”とは?」
社員1万名以上の大企業で、社会人10年目です。
最近、ゼロから社会に価値を提供できるポジションを経験したく、ベンチャーへの転職を考えています。
ベンチャー企業の経営者から見た、大企業の人の長けている点や、使えない点などを教えていただけると幸いです。
◆今⽇のおしぼりポイント
■大企業からベンチャーへの転職は、国を移住する覚悟で?!
ある方が言っていて、なるほどと思ったのですが、大企業とベンチャー企業の違いを表現するならば、先進国と発展途上国くらいの違い。カルチャー、経済の構成、所属する人たち…、さまざまな違いがあります。
比較的なんでも揃っている中でお仕事をしてきた大企業の人は、いわば足りないものだらけのベンチャーがリアルなイメージでわかりにくいというケースが多いので、それが、誤解が生まれやすい場所かもしれません。
採用するサイドとして心配するのは、時間とお金の感覚が全く違うというところを理解し合えるかな、ということかもしれません。
具体的には、物事をやるスピードは数倍ですが、かけれるお金は半分くらいあるかどうか、ということですね。
一方で、採用する側として、大企業出身者がいいなと思うのは、経歴がしっかり担保されていて、大企業でしっかり基本教育をされている点だと思います。これは、その人がある程度の競争社会で、戦ってきたという、忍耐強さの証明だと私は思っています。
■”新規事業”よりも”すべてを捨ててでも、やりたいかどうか”
質問者さまは、「ゼロから社会に価値を提供できるポジションを経験したい」とのことですが、もうひと段階深掘りして考えてみましょう。
「ゼロから何かを生み出す」ことには、これまでの実績は何も生かせないと思った方が戦いやすいと思います。
ベンチャーのカルチャーにフィットして、「時間が足りなく、お金も少ない」のなかで勝負を続けることができるかどうか、「ゼロから物事をスピーディーに生み出せるか」がポイントだと思います。
自分のキャリア軸をいったんゼロと捉えて、「それでも関わりたい」と思う会社や事業を見つけて転職された方が、幸せになるのではないかなと思います。
■まずはプチ体験で、ベンチャー企業を体感してみて!
最近は、社会人インターンを受け入れているベンチャーが増えましたよね。NPOやボランティア、ベンチャー企業・・もちろんキッズラインも受け付けています。
ゼロから価値を生み出すことを経験したいのであれば、まずはこのようなものに参加して、「プチ体験」をされてみてはいかがでしょうか?
今の大企業とベンチャーの間にある疑似体験をしてみると、より自分の強みや弱みが、体感値で分かると思います。面接のときも説得力が増すのではないでしょうか。
頭で考えるよりも、行動できる人が、ベンチャーに向いていると思います。まずは色々と行動してみて、広い視野を持って、体感してみてくださいね。
◆かほこママの今⽇の教訓
・大企業からベンチャーへの転職は、先進国から発展途上国へ移住するくらいの覚悟をもって挑みましょう。
・「自分のキャリア軸」ではなく、「自分が本当にやりたいこと」にフォーカスして企業を選びましょう。
・まずは社会人インターンなどを利用してプチ体験をして、自分の強みと弱みが分かれば、面接の際の説得力も上がるでしょう。
ちなみに、かほこママの親友、香保子さん主宰「女性起業家サロン」で、かほこママに会えますよ!メンバーは事業相談に全部乗ってもらえます。
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本日の内容を音源できいてみたい方は、以下の第76夜になります。↓
仮想銀座高級クラブ「かほこ」
第76夜 大企業からベンチャー転職の注意点
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仮想銀座高級クラブ「かほこ」は本日もオープン中
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