【速報】メインディッシュを見極めろ! 人気ライターあつたゆかさんに学ぶ「構成力」
昨日9月4日に開催された女性起業家サロンのライティング勉強会第2弾!
「デキる男の育児論シリーズ」が好評の人気ライター あつたゆかさんによる、熱い講義が行われました。
台風にも負けない濃い内容だった今回の勉強会。参加したメンバーの声とともに徹底レポートします!(執筆:木村真由美)
今回2回目となる女性起業家サロンのライティング勉強会。
サロン内の仮想銀座高級クラブ「かほこ」note化&出版プロジェクト(以下、かほこママnote支店)メンバーを中心に、コンテンツ作成のノウハウを学びたい方々がオンラインで参加しました。
仮想銀座高級クラブ「かほこ」とは、ボイスメディア「Voicy」の人気チャンネル。女性起業家サロンの主催者・経沢香保子さんの”親友”かほこママが、相談者さんからの悩みにあったかい心のおしぼりを届ける番組です。
サロン内のかほこママnote支店は、この番組をWebサービス「note」でテキスト化し、出版を目指して動いています!詳しくはこちらをご覧ください。
前回の勉強会では「記事で一番大事なのはコンセプト」「いい記事とは最後まで読まれる文章」ということを学びました。
そして応用編となる第2弾では、「書き起こし原稿からうまく内容を削ぎ落とすには?」など、「記事の構成の組み立て方」を中心に講義していただきました!
話には必ずメインディッシュと副菜、そしていらない食べ物がある
あつたさんによると、書き起こし原稿をやみくもにそぎ落とすのはNG。
インタビューでもかほこママのVoicyでも、必ずメインディッシュとなる一番主張すべきポイントがあるのだそうです。
そしてメインディッシュがあれば、副菜(=メインをサポートする要素)もあり、いらない食べ物(=そぎ落とす要素)もあるといいます。
書き起こしをする際も、まずは話の中のメインディッシュを把握することがポイントとのお話がありました。
読み手の知りたい要素が分かればメインディッシュが見えてくる
では話のメインディッシュはどうすれば分かるのでしょうか?
あつたさんいわく、記事の構成を考えるときにやるべきことは、以下の4つ。
・情報の整理
・読み手は誰か?
・読み手の関心事とは?
・メインディッシュはどれ?
中でも最も重要なのが読み手の関心事を把握すること。これが分かると、自然と話のメインディッシュが見えてくるのだそう。
またメインディッシュは、読者にとって新しい学びであることが条件だといいます。「そんなこともうわかっているよ」となる内容はメインになりません。
かほこママVoicyの場合、かほこママならではのアドバイスや名言が、このメインディッシュにあたります。
読み手の学びが少ない部分は思い切って削る!
話の中で削ぐべき要素を見極めるポイントは、読み手に学びがある内容かどうか。
あつたさんがインタビュー記事を書く際、取れ高の大きい部分は詳細までがっつり掘り下げるのだといいます。
逆に具体的な話が出てこなかったり、取り入れると読者が迷ってしまう要素であったりする場合、思い切ってバッサリ切るのだそうです。
例えばかほこママVoicyでは、話題としては出てきたけれど、質問に対する具体的な解決策にまで発展しなかったパートがこれにあたるでしょう。
文章の流れの基本は「まず結論!」
あつたさんによると、記事の段落や文章の単位で、まず結論から述べるだけで一気に読者が読みやすくなるのだそう。
特にかほこママnoteの場合、相談者の質問に答える形をとっています。
まずは質問の答えを述べて、その後に理由や具体例を書いていくと、読者の読了につながるといいます。
Webコンテンツはタイトルが9割!読み手を惹きつけるキャッチーなものに
あつたさんによると、「Webコンテンツはタイトルが9割」。記事の内容を最速で伝えるのがタイトルで、内容が分からないタイトルの記事は読まれないのだそう!
例えばかほこママnoteの場合、質問内容を要約したようなタイトルよりも、読むと得られる解決策をタイトルに盛り込んだ方がいいとのこと。
今のかほこママnoteはタイトルは全部変えてもいいとの厳しい意見も出ました……!確かに、タイトルはノータッチでした(苦笑)
タイトルをキャッチーにするには、以下のような要素を盛り込むといいのだそうです。
・強いキーワード(具体的な数字や流行りのワード)
・疑問系
・意外性
・逆張り
ここで気を付けたいのは、釣りタイトルはNGだということ。たとえタイトルが魅力的でも内容が薄ければ、読者は離れていってしまうといいます。
タイトルはキャッチーにしつつ、期待を裏切らない内容にしなければならないのですね。
構成を考えるときも「読者への想像力」が重要!
2回の勉強会を通してあつたさんからお話があったのは、「ライティングスキル=読者への想像力」ということ。
構成を組むうえで大切となる話のメインディッシュも、読者が誰なのか、そして関心事は何なのかを想像すると見えてくるといいます。
表面的な言い回しにこだわるのではなく、まずは話の情報を整理し、読者が求めるものを読みやすい形にするのが、「いい記事」なのですね。
わたし自身、第1回の勉強会で分かったつもりになっていた部分が多々ありました。今回の応用編も含めて改めて復習し、かほこママnoteの質を高めていきたいです。
あつたさん、今回はありがとうございました!
今回の勉強会で講師をつとめられたあつたゆかさんが、取材・執筆された大人気シリーズ「デキる男の育児論」。
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