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希死念慮あるある


こんばんは。
多動OLと申します。

発達障害や精神疾患を持っている30代女性です。

希死念慮というものを抱えて暮らすようになって、今年で8年目になります。
希死念慮持ちの中では、そろそろ中堅(?)だと思われます。

今日は私の8年の希死念慮歴から、「希死念慮あるある」だと思うものを7つ紹介していきます。


希死念慮あるある① 自殺報道を熟読する

有名人の自殺報道が出ると、検索しまくります。
そして報道記事を熟読します。


希死念慮あるある② 自殺に成功した人が羨ましい

ぶっちゃけ、自殺に成功した人が羨ましくなります。
自殺を決行できる勇気が凄いと思うし、自殺に無事に成功できたことも羨ましいです。


希死念慮あるある③ 自殺方法をめちゃくちゃ調べる

苦しまずに、確実に死ねる方法を調べまくります。
結局、調べ尽くしたところで、苦しまずに確実に死ねる方法なんて安楽死くらいで、安楽死が認められていない日本に住む私としては「現実的でないなあ…」と遠い目になります。  


希死念慮あるある④ 人身事故に遭遇すると弔いの感情が発生する

人身事故で朝から電車が遅れると「もう!迷惑!」という感情よりも先に、弔いの感情が発生します。
電車に飛び込み自殺をするほどに追い詰められた人に対して、思いを寄せて、「苦しかったですね。頑張りましたね。安らかに眠ってくださいね」と冥福を祈ります。


希死念慮あるある⑤ 体力気力を消耗する

希死念慮を抱えながら暮らしていると、ふいにそれが爆発して発作のように現れることがあります。
希死念慮の発作はマジで苦しいです。体力気力をとんでもなく消耗します。下手すりゃ登山よりもグッタリ疲れます。


希死念慮あるある⑥ 未来に課金することを躊躇う

日用品のまとめ買い、脱毛の契約、投資、住宅購入、個人年金の加入…こうした未来の自分への課金を、希死念慮を抱える私たちは躊躇います。
だって、もしかしから1週間後や1ヶ月後には死んでいるかもしれないから。


希死念慮あるある⑦ 希死念慮を分かち合える場があれば案外生きていける

これは私の持論ですが、安心して希死念慮を分かちあえる場所があれば、私たちは案外生き延びていけます。
友人でも、行きつけのバーでも、ネットでも、なんでもいい。
私は希死念慮を持つ友人が何人かいて、彼女たちと「死にてえな」「それな」「わかる」といった会話をしていると、なんともいえない安心感とともに「もう少し生きてみようかな」と思えます。




希死念慮あるある7つ、いかがでしたでしょうか?
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