見出し画像

路上で奇行するADHD 大阪の街への愛が増す



こんばんは、多動と申します。

御年30歳、大人の発達障害さんでございます。

雪の降る田舎町で生まれ育つも、故郷から失踪し、流れ流れて大阪にたどり着きました。 

わたしは大阪の街がいたく気に入り、気づけば何年も住んでいます。



大阪の街ほど人間のカオスなところがむき出しになっている街はないと思います。

LGBT、在日外国人、路上生活者、いろんな属性の人がいて。

ゲイタウンの堂山町。
コリアンタウンのある生野区。
路上生活者や遊郭のある西成区。
若者文化の発信地のアメ村。
オタク文化で賑わう日本橋。
ミナミの一角のホスト街。
酒だ女だ人間の欲がギラギラしている歓楽街。

なんというか、ハイソぶってる神戸とか気取っている京都にはない
人間の味が滲み出ているムードが感じられて、わたしには居心地がよいのです。

いつまでこの街にいられるかは分からないけど…… 長い人生の中で、この街に住めて、この街のために働けた時期があったことを私は幸せに思いますし

この街で過ごした日々は年老いても自分の中に残る気がしています。



ハルカスから撮影した我が街




突然ですが、わたしは「路上での奇行がやめられない」という珍妙な習性を持っています。



「奇行って何!?どんな!?」と知りたい読者もいるかもしれませんが……

あまりにも珍妙すぎる行動で、文字にするのは恥ずかしすぎるので書くのは控えます😣

気になる方も多いと思いますが、恥ずかしさには勝てませんでした😂ごめんなさい!




本題。

わたしはこの奇行する習性のおかげで、この街の人情味を知り、大阪愛をますます深めることができました🥰

路上でひとりで奇行していると

「お姉さん、酔ってます?」
「大丈夫ですか、一人で帰れますか?」
と気遣ってくれたり

「気をつけて帰りや」
と声をかけてくれる通行人が一定数いてるのです。

わたしにとって奇行は通常運転なので「心配かけてしまった、申し訳ないな」とも思うのですが、同時に街の温かさも感じるのです。

なんというかこの大変なご時世、誰もが自分のことで精一杯なのに、
こうやって道行く他人を気遣ってくれる人が何人もいる。

世の中捨てたもんじゃないなあと思えます。

わたしは奇行のおかげで我が街への愛をますます深めることができました🥰





ちなみに奇行に関する精神科医の見解はこちら。