見出し画像

発達障害、27歳、終活してる


20代でシュウカツしてるって話すと、まず就職活動の方をイメージされるが、そっちではない。人生を終える方の終活を始めたのだ。

終活を始めた理由はヒマつぶしのため。
就職活動は終わったし、婚活や妊活をする気はないし、今後の人生でやることが終活くらいしか残っていなかったからだ。

20代で終活っていうと早いかもしれないが、いつ死んでも困らないように用意しておいて損はない。

私は発達障害を持っており、その特性のために衝動的に動いてしまったり注意散漫になったりしやすく、一般の人に比べて事故死する確率は高い。
今までにも何度も事故に遭いかけている。

人よりも早死する可能性が高いのだから、終活のしがいはある。

同年代の女性の多くは結婚や子育てといった明るい未来を描いて動いているというのに、もう人生を終えること考えているなんて、側から見たら悲しいかもしれないけれど、私にとって死は希望だ。

正確には、死というよりも「無」になれることに希望を感じている。

「無」になれば、人間社会のあらゆる苦から解放され、永遠の眠りにつけるのだ。
負の感情も一切感じずに済むのだ。
こんなに素敵なことはない。

発達障害で人一倍疲れやすく、毎日疲弊しながら生きている私にとっては、永遠の眠りにつける「死」はとても眩しいものだ。
終活の記録を今後noteに綴っていこうと思う。


◎追記(2021年 初夏)
有言実行ということで数ヶ月かけて終活しましたぞ。
思いがけず充実した活動となりました。
詳しくは終活レポにて。