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8月はじめを振り返り🌻

8/1(土) 午後、ヘルパーさんと町内を散歩したあとに、

気分転換して元気になってきた? と聞くと、「うん」

ほんまに?と聞くと、「ほんまに。」とくっきり。

夕食までの間に、自ら「手を洗って」という。消毒とか手洗い、マスクは、時折、時間から言う。不思議と掌がやわらかく開くようになった。

8/2(日) 1日中なかなか水分補給できず。14:30パンを食べて、16:00横になってみる。

私は休み休み掃除するが、18:00謎に舌が痺れる。

18:30 父が夕食準備にバナナを食べて待っていて、夕食のために消毒済みのトレイを自ら拭く。(二度手間…でもありがとう…)


8/4(火) 母娘、ダチョウの抗体買いにいく。お高い。

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記録特になし。夕食に、合鴨ロース。と、海老フライ。など。


8/5(水) 母の誕生日。偶然か敢えてか田舎から野菜や自家製蜂蜜届く。父は真剣に手紙に目を通す。かなり長い時間。手紙は数行。…三行あったかな?

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とうもろこしをさっそく食べて、みんなハッピー!

8/6(木) 二女とオンラインで最近の様子を聞かれ、

   「なにしてるか分からん」と答える。笑われる。

たしかに。生きている。ただそれだけで、精一杯。


8/7(金) 何を聞いても反応なく。13:30涙を流す。

    そうよね、そういう日もあるよね。これからもきっと、波があって。それが当たり前だと思う。今まで弱音はかずに、コロナ関係なく闘ってきた父は、素晴らしいと思う。

涙も、見せたくないのに、居場所を自分で変えられないから、娘に見られてしまう。そういう意味では、父は本当に泣いてこなかった人だと思う。すごいな。

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私が水やりして育てることにした、謎の柑橘。母が適当に蒔いてるから、なんの芽が出たのか不明。ちなみに9月現在は、スイカのつるとネギ少々とミントと大葉は育っている。

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二女から母へのプレゼントはスキレット。7日早速活躍。

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三女は果物!夏の果物にテンション上がる母。

母の明るさは、毎度たすかる。

テンションが高すぎるわけではなくて、明るくて、大変なときも笑顔で、1日の始まりのラジオ体操は笑顔で、体操部だったから体操の時は笑顔になるらしいけれど、それにしても、介護が常だから慢性的な鬱なのに、思考も確かに鬱に入っちゃうしパニックおこすときもあるけれど、やっぱり基本、身軽でぴょんぴょん可愛らしい天真爛漫さがあって、ご近所のおばあ様(?)にも、「あなたのお母さんはどうしてあんなに明るいの?」と、元看護師さんということで、「あんな人みたことないわ…」と言っていただける。

波はある。たしかに全員、何度も何度も折れかけるけれど、そのタイミングが違うから、なんとか繋いでいけるし、回避のしかたも習得してきて、弱く見える「本当の強さ」なのかもしれないな、って、最近思ったりする。

20年、闘病してきたんだから、いろいろあった。だから、次、「あと10年生きる」の父の声に、覚悟とか、それぞれ深みのあることを感じ取ってるはずだと信じている。そばにいるなら、それ相応に、覚悟しなくては。

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