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#つなレビュー(2020/08/09)

サイボウズでのお仕事

エンジニア学生向けのサマーインターン。Kubernetesコース8月の回を受け入れスタート。楽しくやってもらっているようで何よりです。

21新卒の振り返りをしているけれど、エンジニア採用市場の過熱度合いがすごいのなんので。改めて22新卒をどんな採用方針にしていくか、エンジニアメンバーともきちんと議論していかねばねー、ということを考えていた1週間であった。

また、「エンジニア採用」のような各論だけではなく、サイボウズの将来を考えたときの、理想の採用のあり方は何か?ということも考えていきたい

企業理念・カルチャーとの距離感、働く場所と時間の自由度の高さ、多様な雇用形態、エコシステム全体においてサイボウズ本社で働くことの立ち位置、国内・海外で見たときの人員数の増加傾向などなど、いろいろ見るべき指標がありそう。

コーチング

今週のコーチングは7件。
・学生向けコーチング:4件
・通常コーチング:3件

宮本さんが主催するコーチング講座(CMW)の第1回が行われた。旅路の始まりは、自身の純粋意欲に気づいていくこと。初回の講座を終えて、自分自身がどんなことにワクワクするのかのアンテナが敏感になってきているし、セッションでのクライアントとのつながりにもそれが現れてきている。じわじわと。講座の内容は、言葉にしてしまうとスルリと抜け落ちてしまうような、その場でしか感じられないものがあるのでうまく表現できないのだけれど。今後が楽しみ。

観たもの・読んだもの・聴いたもの

・Nizi Project / NiziU
先週に引き続きハマっている。圧倒的スピード(観ていたのは実質3日間)で最終回まで見届けた。デビューメンバーに選ばれたみなさんの今後の活躍を願うと同時に、プロジェクトに挑戦したすべての参加者を労いたい。たくさんの感動をありがとう。

NiziUの曲を聴いたりMVを観たりすると元気が出ますな。よき。

プライベート・その他雑感

『もののけ姫』を映画館で観た。感想は、あえてこちらに分けて書いてみたい。

ジブリ作品は4~5歳の頃から小学校3年生くらいまではよく観ていて、もののけ姫もそのうちのひとつ。ただ、話の内容は全然分かっていなくて「タタリ神こえ~」「アシタカかっこいいー!」「デイダラボッチこえ~」くらいしか記憶がなかったのである。

今回はストーリーの背景、伏線から事前に調べてから臨んでみた。宮崎駿監督の16年間におよぶ構想と3年間の制作を経て完成された本作の重厚感を改めて知ることとなる。自然(神々)と人間の対立に翻弄されながら、争いを超克してともに生きる道はないのかを模索する青年・アシタカと少女・サンの物語。

映画館で観るもののけ姫はまず、音響がぜんぜん違う。耳ではなく身体全体で受け止めて聴くといったところが近い。物語冒頭でアシタカが村を出ていくときの曲「アシタカせっ記」と、駆けてゆくアシタカを迎える美しい朝日の描写に、まず泣いた。

鑑賞後の気持ちは複雑である。この作品を映画館で観るということも、自然を破壊した上に成り立った人間の文化を享受していることになるのだから。一口に「自然と人間の共生が大切だね」と言って終わることはできない。

SDGs等の重要性は一層語られる近年ではあるが、絶対解はないわけで、そこに挑もうとするときには途方も無い絶望に見舞われることもある。現代を生きる私たちは、非常に難解な問いに直面している。生き方そのものが問われているのである。そんな中でも命ある限りは、希望を見出し、曇りなき眼で物事の本質を見定めていくのだ、アシタカのように。

この名作を今になって観返してみると、現代にも通ずる生き方の真髄を感得する。物語の至るところで宮崎監督は「生きること」に対する哲学を登場人物に語らせている。映画のキャッチコピーである「生きろ。」が語るものは大きい。

頂戴したサポートは、私からのサポートを通じてまた別のだれかへと巡っていきます。