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インプロ（即興演劇）とプロセスワークのエッセンスを応用したコーチング講座「IM-PROCESSクラス」のご案内

綱嶋 航平

これはなに？

　セッションをよりセッションに――即興的かつ生成的な場にしたいコーチのためのコーチング講座「IM-PROCESSクラス」のお知らせです。

講座の主宰者・宮本さんってどんなひと？

　本講座の主宰者である宮本大輝（@hiroki_miyamoto）さんと知り合ったのは2020年2月のこと。それ以来、綱嶋のコーチでありながら、コーチングを生業とする同志としてもお世話になっています。コーチングに関する部分だけサラッとご紹介してみると、

コーチトレーニング機関CTIにて応用コース、リーダーシップコースを修了。また現在は、プロセスワークをコーチングに応用した、プロセスワークコーチング（GCI）を受講。ACTPプログラムを学んで以降、コーチ歴10年。有償継続のクライアントさまは累計60名以上、有償セッション時間は700時間以上のご経験あり。

　……と書いてしまうとカッチリしちゃうんですが、僕から見るともっとやわらかくて。常に遊びゴコロを抱いた着想で楽しみを与えてくれるような、それでいて、人生の陰の側面も慈しみの愛でもって包んでくれるような。そんなお兄さん的存在です。

講座が生まれた背景

　講座が生まれることとなった直接の背景。それは遡ることおよそ1年前、2020年6月の頃。コーチを対象とした宮本さんのインプロ勉強会に参加したときに、衝撃が走ったのです。それまでの自分のセッションはどこか予定調和的で、何かが起こる兆しにブロックをかけてしまっていた。そんな気づきとともに、インプロのワークを重ねながら「これは、セッションがよりイキイキと、ワクワクするものになる……！」という希望も感じました。

　さらに、2020年8月からスタートした宮本さん主宰の講座 #CMW からも、大きな影響をもらっています。コーチである以前にひとりの人間として、自分自身が生まれてきた目的を問い直すところから深めていく体験を味わいました。「その人の人生のプロセス全体を味わい尽くしていく」という姿勢もまた、宮本さんだからこそ為せる業だと思うのです。

　その後、宮本さんと対話をするたびに「志に共感するコーチのみなさんと、この素晴らしい学びをともにわかちあえる場を創れないだろうか？」という話で盛り上がることもしばしば。そんな流れの中で生まれたのが本講座「IM-PROCESSクラス」です。

IM-PROCESSとは？

　IM-PROCESS とは「IMPRO（インプロ=即興演劇）」と「PROCESS WORK（プロセスワーク）」をかけ合わせた造語です。宮本さんのコーチングセッションを織り成すバックグラウンドの中でも、特に大きな要素を占める2つの分野であり、講座内で中心的に扱われるテーマを指しています。以下は講師の宮本さんから、それぞれについての導入的なひとこと。

　即興演劇は、お客様からタイトルをいただき、リハーサルなし、台本なし、でその場で物語を仲間とつくり、演じていくエンターテイメントです。まさに「その場からつくる」エンターテイメント。

　プロセスワークは、プロセス指向心理学と日本語では呼ばれますが、「ユング心理学」「物理学」「タオイズム」を背景に、「個人の人生」や「世界で起きること」を「夢」「身体症状」「関係性」からのメッセージをヒントに紐解き、自己と世界に変容が起きる関わりだと私は理解しています。

　即興演劇（Impro）もプロセスワークも、まさに「今ここ」で「立ち現れようとする未来」を捉え、「生成的」な場に在りたい人のための必須科目だと、私は捉えています。

　詳細については、各種トレーニング機関の説明をご確認ください。

※インプロジャパン

※日本プロセスワークセンター

講座の概要

　IM-PROCESSクラスでは、主宰の宮本さんが「コーチングセッション」において、実際に活かすことができたと感じている「インプロ（即興演劇）」と「プロセスワーク」の学びを応用して、みなさまのセッション力向上を目的に開催する講座です。

　※「インプロ」「プロセスワーク」について専門的に説明、学ぶ場ではないことをご了承ください。

　講座概要は下記となります。

【当日の進行】
1. チェックイン
2. 宮本のデモセッション
3. デモセッションについての解説（機能するセッションの構造的理解）
4. 参加者の現在地の確認
5. 応用インプロをはじめとしたワーク体験
6. 実践コーチング&振り返り
7. チェックアウト

【扱うかもしれないキーワード】
・初めてのクライアントさんと心理的安全な関係性を作り出すあり方とは？
・解像度を上げる？体感覚とビジュアルの解像度を高め、よりイメージにリアリティをもたらせる聴き方、意識の持ち方とは？
・セッションや人生を物語に捉える？セッションが筋書きのないドラマにするためのフレームと在り方とその実践とは？（カウンセリング領域のキーワードも紹介します）
・目的に応じてキャラクターチェンジ、自身のリソースをふんだんに使って、クライアントによき影響を及ぼすための在り方とは？
などなど、楽しいゲームとともに学ぶことができます。

※参加者の皆様には事前アンケートをお送りします。その内容を踏まえて、
オーダーメードにワークショップは進行していきます。

【開催概要】
●時間：9:00-18:00
●場所：オンライン（Zoom）
●費用： 一般 3万円、クライアント・CMW生 2万円
●定員：6名　最少催行人数4名
●日程：お申し込みフォームをご確認ください
※最少催行人数に達しかつ最大の人数の日程にて開催予定です。

【お申し込みフォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelQtQ4cwqV2lksNxUm2H5GPFfJ_iCoZigtsZIueiqjaCKxUA/viewform

過去参加者のお声

　ハッシュタグ #ipwc でTwitterを検索してみてください🔎

お申し込み方法

　以下のGoogleフォームよりお申し込みください。

最後に

　ご案内は以上となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。

　過去、IM-PROCESSクラスを経験した参加者のひとりとしても、とってもとっても、オススメしたいと感じています。クライアントの過去・現在・未来のプロセスをありありと感じながら場を取り扱うプロセスワークのエッセンス。その営みをより生成的に、即興的にデザインするためのインプロ（即興演劇）の世界。この2つを同時に味わえる、稀有な体験がここにあります。

　コーチングセッションを、よりセッションに。そんな想いを抱く方に、ぜひ届いてほしいと願っています。

頂戴したサポートは、私からのサポートを通じてまた別のだれかへと巡っていきます。