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不調 埼玉西武ライオンズに学ぶ

しばらく投稿を休み、記事を書き溜めしている段階でしたが、
今回は超超番外編ということで、
現在、負けまくっている埼玉西武ライオンズについて。です。


昨日の負け。ついに泣き崩れる。

12球団、最速で40敗。
まだ前半戦も終わってないのに、自力優勝が消滅。
監督も責任とって交代。
何をやってもうまくいかない。。。そんな状況です。

埼玉西武ライオンズとは

そもそも西武は、昔から強い球団です。 
歴史もあり、優勝も多く、黄金時代を何度も築いてきました。
それはここ数年も変わらず、
どんどん新しく若手を育て、活躍させ、常勝軍団として戦っているチームです。

埼玉西武ライオンズが弱くなる理由

理由はたくさんありますが、よく言われることとしては、
①選手への給料が少ない
②球場が田舎にある
この辺が大きな理由です。
たくさん強い選手を生み出すが故、他球団やメジャーに移籍してしまう選手も多く、球場が田舎にある(選手にとっては、職場が田舎にある)ことも
モチベーション低下につながっていると言われています。

それでも強かった「青い魂」

とはいえ、給料などの問題は、野球とは関係ありません。
確かに、球団社長、球団経営者、GMの経営手腕によって、
スポーツチームは大きく変わります。
ただ、
西武だけは、それでも、
現場を指揮する監督・コーチ、選手たちが強かったです。
その裏側には、知る人ぞ知る「青い魂」があります。

私が一番好きだった西武の時代は、2008年。片栗中中の時です。
あの時は、みんな若く、茶髪でロン毛で、パッと見はチャラかったです。
でも、
毎朝早起きして打ち込みを行ったり、(通称アーリーワーク)
打席に入るときは、「ぶっ殺す!」と言ってから打席に入るなど、
日本で一番、
純粋で強気に戦う集団でした。
金を使って、アイデアを使って、色んなやり方で、どこもチームを強くしていますが、
西武は気持ちで強くする、強くなるチーム。
そういった色のあるチームです。

動画で泣き崩れている源田選手も、
日本代表のショートでありながら、移籍することなく、
生涯西武宣言をした「青い魂」の強い選手に思います。

気持ちで戦う時代じゃない

しかし、この令和の時代、「気持ち」「魂」という言葉は敬遠されがち。
パワハラという言葉があるのは、スポーツ界も一緒。
現在好調の日本ハムの新庄監督は、選手とはSNSでやりとりしていたり、
試合前後にインスタグラムを活用したり、
戦う相手チームのユニフォームを着たり、
(次やったら退場らしい笑)
令和の現代に合わせたやり方でチームを作っています。
弱いといわれているチームで、勝利を重ねています。

一方、今年の西武は、能力的にはかなり強いチームに感じているし、
解説者の評価も高いです。
強いといわれるチームで、敗北を重ねています。

今の時代はそういうことなのか。。。

私はまだ20代ですが、
しかし、勝負には厳しさが必要だと思います。

勝たなければ幸せにできない

先程、例にあげた新庄監督は、実はかなり厳しい人です。
一般の方には、面白い人に映るかと思います。
が、野球人からすると、厳しい人。
たとえレギュラー選手でも、気を抜いたプレーを一瞬でもしたら、
明日には2軍落ちしています。

さすが、日本人初のメジャーリーガー野手。
初めてメジャーで4番を打った人。
4番でも、
結果が悪ければその日にクビになるメジャーの厳しさを知り、
それを日本で体現しているとも言えます。

つまり、現代に合わせつつも、
今までの日本のパワハラ以上の厳しいことをやっています。

結局、甘えたところで、
勝てなくて不幸になるのは、選手。その周りの人。ファン。

勝てなければ、幸せになれない。

超一流の集う世界で勝つには、厳しさが必要。

わたしは、今回の西武を見ていてすごくそう思いました。
西武も厳しくやっていますが、
以前の「気持ち」「青い魂」は感じない。。。です。
そうなると、
チームのデメリットが目立ち、悪い流れになるんだな、と。。

今、西武ライオンズが取り組むべきこと

では、何から取り組むべきなのでしょうか。
わたしはこう思います。
①選手は、相手との勝負に集中する
②監督・コーチは、0から選手をみる。チームをつくる。

①に、選手は相手との勝負に集中するべきです。
「このピッチャーを打つ」「このバッターを抑える」
純粋に、野球で勝つ!ことだけを考えて動かないと、
色々考えてもうまくいかないです。
「次くるストレート、打てなきゃ2軍」
くらい、相手に集中することが必要。

②監督・コーチは0から。
いまあるチームの形は全てぶっ壊し、
内野の選手が外野をやってもいい。
もう一度全てを見直して、0から組み立て直すべきかと思います。
なぜなら、足元が固まっていないから、連敗が続いているからです。

経営者1年生の自分への教訓

そしてこの西武ライオンズの現状は、決して他人事ではなく、
自分事として学びたい。

結局、勝たなければ幸せにできない。

経営者として自分で会社をやる。
ということは、
会社のこと、社員の方々のこと、自分が責任を取れます。
これからの会社は、絶対に幸せな会社にしたいし、
取引してくださる会社も幸せにしたい。
一緒に働くメンバーもその家族も幸せにしたい。
「うちに関わる人は、絶対におれが守る。」

従業員では、この想いはただの想い。
でも、経営者なら責任も実行もできる。

そのためには、勝つことが必要。
勝たなければ幸せにできない。

それは、寝ずに働くとか、叫びながら仕事する、みたいなことではなく、
「絶対に勝つ」
やり方を構築していく。
まずはここに強い気持ちを持ち、
将来に向けて妥協しないこと。
「これで勝てるのか?」「みんな幸せか?」
厳しく、自分に問い合わせること。

まだまだ未熟な自分でも、ここは毎日意識しようと思います。


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