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会社への投資として成功する人事採用面接マニュアル

人事採用は会社の投資

事業活動を進める上で一人ができる内容にはやはり限界がある。いかに効率化を図ろうとも、1日の時間が24時間以上に増えることはない。毎日限界まで仕事をする日が続くほど初めに持っていた情熱の火もやるべきルーティンをこなすことで精一杯の毎日に疲弊していく。そこで、事業を継続したり、拡大しようとしたりする多くの場合、人員を増やすという選択肢を取ることが一般的である。しかし、ここで考えるべきことは人を雇うのにもお金がかかるということだ。

例えば、正社員を一人雇うために年間400万円の給与を支払うと仮定する。しかし、必要経費はこの400万円という給与だけではないことは明確である。社会保障料に始まり、その人が活動するために必要な経費、仕事を教えるのに必要な教育費、利用する水道光熱費、休憩の時に飲むコービーなどの福利厚生費と挙げると多くの金額がかかってくる。一般的には、人を一人雇うことでこれらの費用を全て合わせて年間800万円かかると言われている。この社員が10年会社に勤めると8,000万円、20年勤めると1億6,000万円、30年勤めると2億4,000万円という金額を会社側が負担することになる。

人の活動をお金に換算するのは少々配慮に欠ける発言かもしれないが、大切な会社の存続を考えた時には必要な視点であると私は考えている。

結論、この投資に見合う成果を出せる人物を採用できなければ人事採用は失敗という結果になる。

投資対象をどうやって選ぶのか?

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