外国人人材にたちまち好かれる企業の特徴とは?

みなさんこんにちは!つなぐっと事務局です。

これから全3回にわけて地場中小・零細企業が優秀な外国人人材を採用する為に「採用費0円」で「今すぐにできること」をテーマにお話をしていきたいと思います。

結論はこちら


1)外国人人材をターゲットにした求人票に変更修正する。

2)地元の外国人留学生を抱える専門学校に狙いを定める。

3)在留資格許可申請業務(ビザ申請)には人一倍気を遣う。


外国人人材をターゲットにした求人票に変更修正する。

本来であれば外国人採用を考えるならやるべきことは様々あるのですが、短期的な効果が見込めるものに絞ってお伝えをしていきます。

1つ目は「求人票」について。多くの外国人採用に携わってきてつなぐっとがまず採用支援のテコ入れの1つ目に行うことが求人票の再確認です。

つなぐっとでは主に以下の項目に注目して確認・修正を行います。

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【1】わかりやすい表記になっているか、フリガナが振ってあるか

【2】仕事内容が理解できるものか

【3】時間外労働(残業時間)について明記してあるか

【4】残業代等込みの想定年収(月額給与)が明記してあるか

【5】通勤費に関して明記してあるか

【6】寮・アパートや住宅補助等に関して明記してあるか

【7】求人数(採用予定人数)が明記してあるか

【8】交通機関からのアクセス方法等が明記してあるか


当たり前ですが相手は外国人です。日本語のコミュニケーションもままならなければ、漢字は特に外国人にとって難易度が高く殆どの留学生が苦手としています。

それゆえに求人票についてはルビは勿論、言葉自体の意味が難しい場合は、口語的表現に変えて記載するなどのひと工夫が必要となります。たったそれだけの工夫だけで理解が進み、理解できるからこそ不安要素も取り除くことができるため、大きな効果を発揮するのです。

また、大手企業と比べて給与や福利厚生の部分で劣るのは仕方ありませんが、だからといって交通費や昇給・賞与、手当などについて記載しないと、彼らは「記載せず不透明にしている、ごまかそうとしている」という見方をする人もいます。また、しっかりと明記していないからこそ内定後に記載内容について両者の食い違いが起き、結果内定辞退となるパターンもよく見受けられます。そういう意味でも、手当などは仮にない場合でも「なし」と分かりやすく明記をしておくことが大切です。


以上、当たり前のことを当たり前に準備している企業であればなんら問題ない部分ですが、なかには日本人・外国人関係なく採用自体あまり経験がない、という企業もいらっしゃるので常識的な部分も見落としがちになっている場合があります。

コロナ禍の今、外国人人材にとって企業の「求人票」ほど有難いものはありません。但し、それ故に企業の方には慎重に慎重を重ねて作成をお願いしています。外国人の彼らにとって”やさしい”求人票になっていますか?もう一度見直してみてください。


次回はこちら

2)地元の外国人留学生を抱える専門学校に狙いを定める。

について書いていきたいと思います。


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