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「言葉が変われば人生が変わる」人気セラピスト綾香さんが見つけたもう一つの働き方

コロナ禍をきっかけにフリーのセラピストとして独立し、現在は自宅サロンを運営しながらWebライターとしても活動されている松浦綾香さん。

彼女が、女性の身体と心をサポートするなかで出会った「もう一つの働き方」とは?
なぜ綾香さんがWebライターを始められたのか、お話を伺いました。


背中を押してくれた憧れの人

————約7年間、理学療法士として勤務したのちに独立された綾香さん。なぜWebライターの活動を始められたのですか?

Webライターになりたいと思ったのは、独立してフリーランスになってからです。
主にSNSで集客をしているのですが、自分の言葉や思いを届けるなかで「綾香さんの言葉が響きました」「発信が毎日楽しみです」などのお声をいただける機会が多くなり、とても励みになっていました。


————綾香さんの言葉には「はっ!」とさせられる魅力を感じます。

ただ、SNSは発信者も多いですし、もっと違う媒体で自分の言葉を届けられたらなと感じていました。
そのときに、既にWebライターとしてご活躍の中村綾乃さんが声をかけてくださったんです。

SNSではフォロワーさんなど限られた人にしか言葉を伝えられませんが、Webライターなら、もっとたくさんの人にも届けられる。
「そういう働き方もあるよ」と教えてくださったのがきっかけでした。

また、私の活動をずっと見守ってくれていた友人から「綾香さんの経験は絶対に誰かの力になる」と言ってもらったことも、力強い後押しとなりました。

言葉に救われた過去

————綾香さんは元々書くことがお好きだったのですか?

文章を書くことは好きでした!
ただ、それよりも言葉に救われた経験が強く印象に残っています。

実は、理学療法士時代に体調を崩してしまったことがあって……。
当時は日々落ち込み、自分にも自信がない状態が続きとても苦しさを感じていたんです。
そんな私を救ってくれたのは、自分の感情を大切にすることの重要性について書かれた自己啓発本でした。

本の言葉に救われ、再び前を向けるようになったんです。


————綾香さんご自身が言葉に助けられた経験がおありだったんですね。

当時の経験から、私は「言葉が変われば人生が変わる」と強く思っているんです。

体調を崩してしまった頃は、心に余裕もなく、言葉もキツかったと思います。
ネガティブな発言もよくしていました。
ですが、本の言葉に感化され、自分の発する言葉が前向きになったことで、明らかに人生も好転していったんです。

私自身が言葉で救われた後、今度は自分が同じように悩む方々に向けて発信する側になりました。
そこでのコミュニケーションを通して、言葉で人を助けることができるんだと実感したことがたくさんあったんです。

文章や言葉を通して思いを届けること、発信することが好きだと気づき、Webライターの活動を始めました。

セラピストとWebライターの両立

————セラピストはどのようなお仕事なのでしょうか?

私は、主に女性の身体と心をサポートする整体業をしています。
肩こりや腰痛でお悩みの方が多くいらっしゃいますが、私がお伝えしたいのは“身体がよくなったら誰を幸せにするために行動したいか”ということ。

整体サロンっぽくないのですが、これがお客様にご好評いただいていて。
ありがたいことに、リピーター様に多くお越しいただいているんです。

他には、私が変わるきっかけとなった脳の仕組みの講座や個人セッション、地元の個人事業主を対象とするサロン運営に関するセミナーも定期的に開催しています。


————現在は、新規募集を停止するほど大人気なのだとか!

本当にありがたいです。
ただ、サロン運営はとても楽しいのですが、一方で常に体力面の不安がありました。

売り上げを伸ばすためには、集客し続ける必要がありますが、私は一人ひとりにじっくり寄り添いたいと思っていて。
大勢の人と会うのが元々苦手なこともあり、直接人と関わらなくても、人のために働ける方法はないのかなと考えていました。

Webライターは、対面でなくても人のために働ける方法だと気づいたんです。


————セラピストとWebライターの両立は、綾香さんにとってバランスが取れる働き方だったのですね。

もう一つは、夫との関係もありました。

私がサロン運営に集中しすぎたときに、住宅関連の仕事をしている夫との関係が少し崩れてしまったことがあったんです。
お互い営業数字の世界で生きていると、どうしても成果を競い合うようになってしまって。

自宅サロンを開業すれば、夫婦の時間が増え、より心地よく過ごせると思っていたのに、これでは本末転倒だと感じました。

このような経験から、良い意味で私が影の働き方をしたいと思ったのも、Webライターを目指したきっかけです。

人間関係に悩んだ私だからこそ伝えられること

————今後はどのようなジャンルの記事執筆に携わっていきたいですか?

サロン運営の基盤と重なりますが、一番は身体と心に関することですね。
身体と心を大事にすることで、家族にも他者にも世の中にも貢献できることを伝えたいです。

私自身の不登校や鬱の経験、それを克服した方法なども届けられたら嬉しいですね。

私はHSP気質で、人に心を開くのに時間がかかる性格なんです。
病院で働いていた頃は、人から嫌われないように行動していて、結果、体調を崩してしまいまいました。

人間関係に悩んだ私だからこそ、今度はライターとして、同じような悩みを抱える方を言葉で安心させてあげたいです。


————「人と関わることが苦手」と感じていた綾香さんが、今では独立してサロン運営をされている秘訣を知りたい方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか!

ありがとうございます。
働き方を変えたことは、私にとてもプラスになっています!

人間関係が苦手だから向いてない……と感じている方を勇気づけられるような記事も書けたら嬉しいですね。

穏やかで柔らかい雰囲気を纏う綾香さんですが、言葉の一つひとつに力強さを感じました。
綾香さんの経験と素直な言葉が、これから多くの方に届いていくのが私も楽しみでなりません。
ありがとうございました!

▼松浦綾香さんのnoteはこちら


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