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初めてのピッチ準備でやってよかったこと

こんにちは!
『こどもアートびじゅつかんenoniwa』というプロダクトをつくっています、ひかりです。

今日は、先日行われたピッチイベントの準備について書きたいと思います。ピッチ準備を始めた1ヶ月前は、自分のプロダクトについてどこまで共感を得られるか分からず不安でした。もちろん、当日の聴衆によっても評価は異なります。だからこそ、自分の中でベストをつくしたい。できる限りの準備をして当日に臨みました。
※これから初めてLTをやる方向けのnoteです。


『enoniwa』についてはこちらのnote。


最初にやったこと

準備のためにやることは、「Why me?」の深堀りです。
私が通ったジーズアカデミーでは入学からの半年間、常に「なぜ私がこれをやるのか」を問われます。他の人ではなく私がやる理由、自分だけのストーリーを色んな人に聞いてもらいました。
弱気になり「どうすべきか」という視点になったこともあります。色んな意見をもらって、迷ってしまうこともありました。
それでも毎日自分に問いかけ、世の中の素晴らしいプロダクトが生み出されたストーリーってどんなものなんだろう。と調べ、また自分へ問いかけるを繰り返しました。

「たった一人の狂った美意識が、世界を変えていく。」

私はそんな人間ではないかもしれないけれど、自分なりの答えを出したい。そんな一心で、言葉を紡ぎ、ピッチ資料をブラッシュアップしていきました。

全体的なスクリプトやスライドの構成は、ジーズアカデミー卒業生で、メンタルヘルス領域で起業されている石丸さんのnoteが大変参考になりました。この方法で準備していけば完璧なので、私が書くことはなにもありません(笑)

過去のピッチ分析はもちろん、録音しての練習は本当にやってよかったと思います。息子の保育園送迎中の車内で、毎日思いっきり練習しました。

録音しては聞き、言い回しや滑舌を改善していきました。
棒読みになってしまう、何が言いたいか分からない、、など、客観的に分析でき、話すことに苦手意識を持っていましたが少し克服できました。


参考にしたサイト・書籍

大まかな構成を決めたあとに、海外ピッチ資料を見ました。
創業期のピッチ資料を見るのは初めてだったのでシンプルさに驚き。
伝いたいこと、事実を明確に。
シンプルな数枚の資料に各社独自性があって「すごいな〜」と思うばかり。
そこから自分の資料で使う「言葉」を絞り込み、検討を重ねました。


海外スタートアップのピッチデッキまとめサイト。



元マイクロソフトの澤さんの書籍は、プレゼンの考え方がとても学びになりました。プレゼンのゴールと、ビジョン、構成づくりまで具体的に書かれているのでおすすめの書籍です。




学校へのプロダクト提出から、ピッチセレクションまで4日。
セレクション通過から本番まで約3週間弱の間に、資料更新は15回。
メンタリングでは、資料の表紙から構成はもちろん、プロジェクターで映した際の色味にいたるまでアドバイスをいただき、どんどんブラッシュアップしていきました。

プロダクトそのもののブラッシュアップ・α版テストの準備・テスト実施など、すでに記憶がないですが、チームメンバーと共に走った日々でした。


おまけ:気分をあげるために前日に見た映画

最後の最後まで「Why me?」や、ビジョンと向き合い、「本当にこれなんだっけ?」と考え込むこともありました。

本番前日、今まで時間がなく見れなかった映画(ドキュメンタリー)を見てみました。1話だけ、、と思いつつ、気づいたら全話一気見!!
感動で震え、勇気が出た映画です。
小さくてもいいから、自分なりのチャレンジを続けよう。そう思えます。




たった5分のピッチは、学びだらけの時間でした。

誰かに自己開示したり想いを伝えることは、とてもこわく勇気が必要だったりします。だからこそ、自分が信じるものを口に出して、形にしている人は、とてもまぶしい。


いつか成長した息子に、この学びを伝えたいと思います。

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