20180705改

夢中になること<入る・かたちにする>

ふと、集中できて夢中になって、そいで息を止めていて、で、息をふうっと出すまで。それが世界に入っているんだろうなと思うんだけど、
そんな時間が美術室や図書室や保健室にあればいいといつも思ってる。

世界に入ることは、別にどこでもできるんだけれど、もちろん教室でもできるのがベストなんだけど、私は学校のどこでもいいからそういう場所があればいいと思っていて、でもやっぱふと世界に入ったらかたちにして自分の中のものをとりあげるならとりあげる方法や道具や材料があったらいいなと思うので美術室や図工室は自由に使えたら幸せだなぁと思う。
音楽室もおんなじことか。



おうちにも近所にもそういうところがあるといい。


人と人をつなぐ共感というのはimageと関係していると思っていて、そのimageはふっと息を止めてふっと出すまでの世界に入った時にさっと広がるんだと思う。


8年間、ずっと実家から離れた都内から寄り添うことってなんだろうと考えてきたけど、なかなか派手な援助だとかメッセージにかき消されて、実際の遠く離れたところにいる人たちの心の中が荒れてたりするのを見るにつれなんという寂しさだろうと思って見ていた。

私にとっての一つの答えは、多くの子どもや人に、そういうふとしたimageの世界に入ってゆき、あらゆる人と共感し輪郭を近づけたり動かしたりすることなんじゃぁないかと8年後かたちになってきた気がする。


今も、ものをつくる子どもの近くにいれることに感謝をしています。

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