初投稿に失敗した女

SNSの初投稿が苦手だ。

いきなりエッセイや小説を始めてもいいのだが「おいおいお前誰だよ」感が拭えないままだと落ち着かないし、かといって「はじめまして。初投稿です！自己紹介します！」では芸がないような気がする。奇をてらいすぎて、後で見返したときに恥ずかしい思いをするのだけは勘弁したい。

こんな書き出しをした時点で自意識過剰気味な人間だということは伝わったと思うので、ここはちょっと小粋な感じで私の2019年を紹介してみるのはどうだろう。ありがたいことに年の瀬だし、自然な感じで思い出を振り返りながら、私という人となりをアピールできるのではなかろうか！

……要するに、ブラック企業に勤める読書と旅と酒が生きがいのドジな女である。

これから、オススメの本や旅のエピソード、気ままな一人酒の魅力なんかについて書いていけたらと思う。ちなみに一眼レフカメラは二年生。

あとは、以前別名義で活動していたのだが、小説もこのノートで更新していくつもりだ。

もし「このエピソード気になるんですが」などリクエストあれば是非に！

といい感じにまとめたが、実は私は密かに傷ついている。
一年を振り返るためにほぼ未使用のスケジュール帳を引っ張り出してきたのだが、一ページ目を開いてびっくり。

今年の目標「スケジュール帳をきちんと書く」

初投稿どころか2019年に失敗したような気がして、泣けてきた日曜日の午後である。