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空き家ゼミに参加してみた【第4回】

神戸デザイン・クリエイティブセンター「KIITO」が開催している、市民参加の社会課題解決ゼミ。今回は「空き家の新たな活用方法を、地域豊饒化の観点から考えてみる」というお題で、自身がゼミに参加したレポートをお届けします。

1月26日(火) グループワーク2回目

まずは事務局と永田さんから

・空き家の活用の裾野を広げたい(汎用性)
・DIYブームでカフェとかやっても先が続かない
 →システムとして継続できる「モデル」に
 →大川さんは「繋ぐ人」というモデル
・「筋のいい」案が出ればテスト実施もある
・とはいえ、一筋縄ではいかないテーマなのでゼミ終了後も継続検討していく

「大人グループ」(大人向けの提案をするグループ)でブレークアウトしてグループ討議に。今日は唯一の女性メンバーも参加しフルメンバーでの検討開始。単発のアイディアが色々出たけど、そもそも住民のインサイトがわかっていないよねと。コロナで「家に閉じこもるのがイヤ!」「もっと豊かになる場所が欲しい!」とおじさん達。それと、空き家見学の時に感じた「ワクワク感」や「懐かしさ」。その辺を掛け合わせて「場」としての魅力を再定義する必要があるよね。また、やりたいアイディアはたくさんあるんだけど、どれが成功するかもわからないのでイロイロ試せるようなしくみが作れるといいよねと。

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すっかりおじさん達だけで盛り上がってしまった!ので、女性の意見を聞くと「ターゲットを絞っておじさん達から始めたらいい」とキッパリ。みんなの中で、だんだんベクトルは合ってきたが、軸をはっきりさせないといけない。そこで、宿題

❶お金、マネタイズの仕組み、アイデアを考える
❷主体は誰か、パートナーは、人の関り仕組みを考える
❸ビジョン実現に向けて、きっかけをつくるアイデアを考える
❹このプロジェクトや場所のネーミングを考える

特に④の軸となるネーミングが大切。仕事なら「コンセプトを固めてからネーミングだろ!」となるが、ゼミなのでその辺はすっ飛ばしてクリエイティブ勝負!考えよ。

※他グループの模様はこちら↓

2月9日(火) グループワーク3回目

今回のゼミまで2週間空くスケジュールだったので、1週間前に自主ゼミという事でみんなで集まった。みんなが、だんだんmiroに慣れてきて、ホワイトボードが拡大してきた。前回の宿題となっていたネーミングの案やマネタイズするための案がどんどん追加されていく!

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パワポ貼ったり、Webページリンクしたり、写真やテキスト貼り付けたり、コメント残したり。無秩序に広がっていってる感じがするけど、広がりの文脈を全員が理解しているので、何となく全貌を共有できている。会議室の壁に様々な関連資料を張り付けた「プロジェクト部屋」のようになっている。
3回目のグループワークで集約に入っていくのだが、みんなから出た素晴らしい案のうち、どれが成功するかわからないので、色々な事が実験できるような「ステップ式」の案にまとめる事にした。

210209_空き家賃貸事業計画1

210209_空き家賃貸事業計画

空き家を近隣住民が気軽に使える「部屋」として活用できるようにしようというのが基本の考え方。でも、部屋として活用されるためには、①空き家としての存在を知ること②空き家に家具や家電を入れて住める(過ごせる)部屋にすること③家主さんが手間や心配なく部屋貸しができる仕組みをつくること④できあがった部屋がどんどん活用されていくこと、の4ステップで提案することにした。いよいよ最終発表に向け、提案をブラッシュアップして発表に臨みます!

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