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いざ、クルージングデビュー!

この夏もどこにも行っていない。久しぶりに海を見たいなあ。
宝島みたいなあの美しいあの島を、もっと近くで見てみたい。泳いでいくには少々遠い島。多分、陸から12キロくらい。
ピンッ!! 二級小型船舶操縦士の免許で沖に9キロまで行ける。そうだ、船で島の近くまで行ってみよう。誰もいない沖で、海と空を独り占めしよう。

マリーナで小型の船を借りて、沖をめざそう。桟橋を離れ、波の抵抗を感じながら海面を切り裂いて、航路標識を超えよう。白い引き浪を長く引いて、時折水しぶきを浴びながら、水平線を目指そう。


沖合でアンカーを沈めたら、手が届きそうな海面をのぞいて魚をのぞく。静かな海原で、海風に吹かれて食べるおにぎりは最高だろう。昼間は暑いだろうから、お弁当の味付けは濃い目で。冷えたお茶を魔法瓶にたっぷり入れて持って行こう。

船の床に座って、波の動きを全身で感じる。聞こえるのは海と風の声だけ。ゆらゆら揺れて、大空と海を独占して、麦わら帽子越しに太陽に挨拶。
おお、極上のリフレッシュ。


よし、船に乗ろう!、海で出よう! 自分で船を操縦してクルージングデビューだ。
いきなり次の連休の予定が決まった。


まず、貸ボートを調べよう。
最寄りのマリーナは車で1時間、思ったより近い、いいじゃん、いいじゃん。
レンタル料金チェック。え、思ったより安い。いいじゃん、いいじゃん。
トイレ付! うん、重要だよそのポイント。押さえてるね。

天気は直前に確認しよう。潮の満ち引きと海流のチェック。航行予定の海域には特に大きな問題はなさそうだ。いいじゃん、いいじゃん。
小型船舶だから吃水は浅いけど、一応、海図もダウンロードしよう。

次は持ち物の確認。日焼け止めとサングラスは必需品。スマホに潮風はよくなさそうだから、スマホ用のジップロックも用意。お弁当に水筒、麦わら帽子。身分証明書とスニーカー。
命を守る救命胴衣はマリーナでレンタル可能。
念のため、酔い止めも買っておこう。小さい船は揺れるからね。

そうそう、使わないと思うけどロープワークを確認しておこう。う、実際にやってみないと分からない。まず、ひもを調達してこなければ。( ..)φメモメモ

初めてのクルージング、他に忘れ物はないか? 



よし!



じゃあ、



小 型 船 舶 操 縦 士 免 許 を取りに行こう!




免許の最短コースでは、学科はオンラインで4時間、実技と試験で1日。次の連休に間に合う、いいじゃん、いいじゃん。

漕ぎ出せ、新しい世界に!



お読みくださりありがとうございます。これからも私独自の言葉を紡いでいきますので、見守ってくださると嬉しいです。 サポートでいただいたお金で花を買って、心の栄養補給をします。