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畑の記録 にんじんの種まき

日程:8/1 (日) 晴れ
時間:10時〜11時半
活動内容:
にんじんの種まき(畝作り、種まき、水やり)

畑の様子

残念ながら夏野菜は作業日の雨続きで草取りがきちんとできなかったこと、タイミング良く収穫してやることができなかったこと等が原因で、ほぼ全滅…。

休作していた秋まき用の畑は、Green Basket Japanのかいさんがトラクターで耕し、準備をしてくださっていました。今回は、気を取り直してにんじんの種まきを行います。

作業内容

まずは、にんじんのベッドになる畝作りから!

まずメジャーを引いて、足跡をつけて目印を作っていきます。
今回の畝の幅は80cmです。

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目印のラインから畝の真ん中に向けて土を盛り、ならしていきます。

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畝ができたら、次はいよいよ種まきです。
今回撒いた種の種類は2種類。

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ひとつは、グリーンフィールドプロジェクトから出ている有機種子で、固定種のナンテスという品種。もう一つは、有機種子ではなく、F1のアロマレッドという品種です。

有機種子とは?

実は、種にも「オーガニック」の概念があるそうです。

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● 農薬・化学肥料を使用しない※1
● 採取後の種に消毒しない
● 遺伝子組換を行わない
(参照. http://gfp-japan.com/column_organicseed)

慣行栽培であろうと、有機栽培であろうと、ほとんどのお野菜の種は「種子消毒」が施されているそうです。オーガニックの野菜といえば、化学農薬などが使われていないお野菜をイメージすると思いますが、そのほとんどが種付け後の段階では確かに農薬を使っていませんが、種自体は消毒されたものが多いそう。

消毒されていないと発芽率が悪かったり、病気を持った種がいると病気が蔓延してしまったりとデメリットもあります。また、「オーガニック」と言っても今回の種の産地は外国。日本で育てられている野菜でも、種まで辿ればほとんどが外国産です。本当の意味での国産の野菜なんてほとんどないのだということを知りました。

有機種子ではない方の種はこんな感じ。

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種子消毒がされた上で、植えたところが一眼でわかるようにピンク色にコーティングされています。このコーティングには水分を含ませる働きがあり、発芽率もアップします。また、大きさも均等になるので、機械で撒くこともできます。コーティングされていない裸の種は吹けば飛ぶようなものなので、機械で均等に撒くのは難しいみたいです。

鮮やかなピンクはちょっとビックリしてしまう見た目ですが、実際自分たちで撒いてみると、どこまで撒いたかが確かに一目で分かります。

種のまき方

畝にメジャーを引いて、種を撒くラインの目印にします。
メジャーにそうように、指で線を引くように浅く窪みを作り(1cmに満たないくらい)、種を1cm~2cm間隔で撒いていきます。TSUMUGIは人手があるので、たくさん撒いて、発芽したら間引いていく作戦です!

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種を撒いたら上からそっと土を被せて(覆土)種が地表面から1cmくらいのところに埋まっているようにします。、掌で上から少し圧を加えます。種のまわりに土が密着している方が水分を含みやすいそうです。

去年、0期の時には種を深くに埋めすぎてほとんど発芽しなかったので、今回はとても慎重に作業しました...!

水やり

最後に水を撒いて終了です。

にんじんは最初の1週間にどれだけ雨が降るかがとても重要。撒いてから3回くらい雨が降るととても良いそうです。今回は昨日雨が降って少し土が湿っている状態なので、撒くタイミングは良いそう。あとは明日雨が降るかどうか...!

発芽さえしてくれれば、しっかり育つそうなので、きちんと発芽するように祈るばかり...!

にんじんの収穫は秋頃を予定しています。果たしてちゃんと収穫できるのか...!お楽しみに!

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