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終電車/ 詩

今宵と明昼の橋が 繋がって
終電が過ぎた後
人々はどこへ行った?


街頭
繰り返し吐き出される言葉のかみ砕き
常に高い飽和度の夢を妄想して
市場には飽和しなかった陳腐なラブソングが
待っているのはドバドバと
全てを嘔吐してしまえるように


月光の吐息がゆっくりと消えていく時
蒼穹を街頭に彷徨う人々に照らされる
徐々に海の色に変わる
もっと深い海の中で
私は海月群の中の海月
もしかすると

月の光こそが黒いのかもしれない
月の光こそが黒いのかもしれない
月の光こそが黒いのかもしれない

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