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過去にメンタルケアを受けた人は、妊娠前から準備しよう!〜元気に赤ちゃんを産み育てる秘訣〜

\うつうつ産後よさようなら!/
産後うつ予防PJ実施中 ママに笑顔を!
つみき助産院のまつふじみゆきです

はじめに

産後にうつ状態になる人は、実は何かしらのメンタル的な疾患や障害を抱えている人だけがなるわけではありません。衝撃ですよね😲

約半数ほどが、メンタル関係の疾患や障害がない人もなる事が確認されています。

なので、「私は大丈夫」とは思わず、そうならないためにも妊娠中からの準備が必要です。

今回は特に「過去にメンタルケア(専門的ケア)を受けた事がある人」に書いていますので参照ください。また、周産期のママに関わる職種の人の参考になればと思います。

今や、精神疾患既往をしている人も増加傾向にありますが、スクールカウンセラーを受けた事がある人も年々増加しているのが現状です。


病気・障害を知る


・双極性障害(躁鬱病)
・統合失調症
・パニック障害
・不安障害
・適当障害
・パーソナリティ障害
・PTSD
・発達障害(ADHD、HPS、自閉症)
など

などメンタル(精神)関係の疾患や障害はたくさん存在します。

精神疾患の診断を受けていなくても、小学生や中学生の時に学校や家庭でトラブルがあり「スクールカウンセラー」にお世話になった人の多いのでは?と思います。

人が抱えるトラブルのほとんどは「人間関係」です。

子どもを産み育てるという事は、
夫・パートナーとなる人と結婚し、
新たな命(自分ではない人)を育てる事になります。

自分ではない新しい人が自分の人生に入ってくるので、また「人間関係のトラブル」が振り返してしまう可能性もあります。(全ての人ではありません)

精神疾患既往のある方だけでなく、過去に「スクールカウンセラー」などの何かしらのメンタルケアを受けた人も、産前産後の過ごし方は要注意です。

⬇️厚生労働省のサイトです。ご参照までに^^


https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/index.html


何事も準備が大事

基礎的精神疾患を持っていても、スクールカウンセラーにお世話になった過去がある人でも怖がる事はありません。

赤ちゃんを産み育てる環境(サポートする人、出産場所、育児する場所)を整える事ができれば、出産も育児も可能です。

無計画に妊娠し出産する方もいます。状況に柔軟にうまく適応できる人は問題ないと思います。
しかし、今回のお話の中に出てくる状況にある方は、突然の出来事(イレギュラー)に対応する柔軟性が不得意な方が多いので妊娠する前からの準備が必要だと口を酸っぱくしてお伝えしたいと思います。

妊娠する前の準備


・まずは妊娠可能なのか?(身体的にも、メンタル的にも)
・妊娠中・出産・産後をサポートしてくれる人はいるのか?
・赤ちゃんを育てられるほどの経済力はあるのか?
・内服薬を使用している人は、精神科の見解を確認しているか?
・かかりつけの精神科医は現在の内服薬に関する相談を妊娠中・出産時・産後も受けてくれるのか?
・出産できる産婦人科を調べているか?(基礎疾患がある方は、総合病院での出産がおすすめです。個人病院では産めない可能性がありますので事前に調べてください)
・妊娠中・出産時・産後にトラブルがあった場合(症状が悪化、進行)すぐに精神科医と連絡をとる事ができるか?

内服をされている方は、かかりつけの精神科医がいらっしゃると思います。
「妊娠すると内服をしたくない」という方もいらっしゃいますが、医師の指示にしたがってくださいね。

過去に、妊娠中に自己判断で内服を辞め精神状態が崩壊した方に関わった経験があります。

元気な赤ちゃんを産み育てるためには必要なお薬ですので、自己判断しないようにしましょう。もし不安がある時は、しっかりとかかりつけ医師へ相談する事が自分と赤ちゃんの命を守る事になります。

妊娠中の準備

精神的(メンタル的)な基礎疾患はなくても、身体の変化は誰にでも起こります。

このブログで何度もお伝えしていますが、

元気な身体には元気なココロが宿ります

元気な赤ちゃんを産み育てるには、まずは身体を作る必要があります。

妊娠中に大事な事は、
★身体を整える事
 ・しっかり食べる!散歩する!寝る!喋る!笑う!
★ココロのバランスを整える事
 ・不安になりすぎない
 ・自分がどの言葉や状況に不安になるのかを知る
 ・不安になった時に相談できる人(My助産師や医師、
  カウンセラー、など)を見つけ連絡をとる

基礎疾患がある人は、産後すぐに精神科を受診する事ができないのでかかりつけ医師に産後の対応(内服や症状がでた場合)を必ずしておきましょう。

また、病院にもかかりつけ医師の連絡先を共有しておくと安心です。

夫や実母などとも話し合い内服や受診のタイミングなどを共有しておきましょう。

子育ては一人でする事はできません。

みんなで支え合って元気に赤ちゃんを産み育てていきましょうね。

産後の準備(入院中)


過酷な産後の状況に耐えうる体力や気力が必要です。
毎日がイレギュラー過ぎて、メンタル崩壊する人が多数います。
産後は赤ちゃんのお世話に時間をかけるため、自分の事は二の次になってしまうし、時間的にもメンタル的にも余裕はないと思っておいてください。

なので産後に慌てず過ごす事ができるように、妊娠前〜準備をしておきましょね。

出産後自宅に退院するまでは、比較的テンションが高いため「大丈夫な気がする」と過信してしまいがちです。

病院の助産師や医師も見逃しがちですが、産後は入院中だけではありませんので先を見て環境を整える事ができるような関わりが大事です。

入院中に帰宅後の準備をする(ママ編)
・精神科医の医師へ出産の報告と、再度内服状況の確認
・退院後、精神的に状況が悪化した場合の手順を説明する
(かかりつけ医へ連絡、行政への連絡・相談など)
必要ならば、(医療者編)
 ・医療ソーシャルワーカーと繋ける
 ・障害手帳をお持ちの方や医師が必要と判断した場合は、「訪問看護」
  を受ける事が可能。情報提供をおこなう
 ・既に訪問看護を行なっている人は、入院中に本人を含め訪問看護師とも
  面談し、産後の状態を共有する
 ・入院中に行政の保健師・助産師・医師と情報共有を行う
 ・行政機関へ情報提供書を送り早めに訪問してもらうよう伝える

退院すると、産婦人科は1ヶ月健診までしか関わる事ができません。

産婦人科のスタッフも「1ヶ月みたから終了〜」ではなく、ママと赤ちゃんの生活は地域でずっと続いていきます。そのために入院中に準備できる事をママと一緒に考えて寄り添って欲しいと思っています。

産後の準備(お家に帰ってから)

産婦人科退院後は、トラブル時は1ヶ月健診までは産婦人科に連絡することができますが、その後は繋がるのは行政機関(母子保健センター、子育て支援センターなど)のみになります。

行政機関は土日や祝日夜間はお休みです。

そんな時に状態が悪化したらどう対応しますか?

そんな時のために入院中から病院スタッフと確認しておく事が大事です

・かかりつけの精神医の連絡先
・夫、実母、友人などの連絡先
・行政機関の担当保健師や助産師の連絡先

最低でもこの連絡先を家族と共有し、冷蔵庫やおうちの見える所に貼っておきましょう。貼っておくだけでも安心材料になりますよ。

因みに・・私自身もMy助産師として相談やお話相手などのお手伝いさせていただいています。

何が一番怖いのか?

私がこんなに「産後うつ」をなくしたい!と思っている一番の理由は、

自殺です

うつ病の方で、状況が悪化している人は自殺の事が頭を埋め尽くしてしまい正常な判断ができなくなります。

悲しいニュースを見るたびに、
誰かがもう少し早く気がついてあげていれば・・
誰かが一緒に子育てしてあげれたら・・
誰かがママが笑えるよう生活を守ってあげれたら・・

本当は防げたと思います。

一人でも妊産婦と赤ちゃんを救うために、私は地域でママと赤ちゃんのココロと命を守っていきたいと思っています。


 最後まで読んでくださってありがとうございました。


本人さんもですが、ご家族の方のご相談も受付ていますので遠慮なくご連絡ください。
<つみき助産院が対応できる事>
妻が最近様子がおかしい。(笑わない。イライラがはげしいなど)
妻や娘が最近「死にたい」と言っている。
精神疾患を持っていて状況があまり良くないけど、どうしていいのかわからない。
        ⬇️ ⬇️ ⬇️
このような方は、つみき助産院が行政や精神科の繋ぎになります。
行政や精神科への連絡などちょっと抵抗がある方はご連絡ください。
相談料=6,000円/回


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