見出し画像

「多目的トイレの使い方」問題!!!

 とても不快な報道がありました。週刊誌に取り上げられ、テレビでも何度も繰り返し報道され・・・見るのも嫌になる不快な事件です。あえて、事件と言います。街の声として多くの女性は「不快」な印象を表現されてますが、中には「芸の肥やし」などと宣う中年男性が居て、更に不快になります・・・・・が、この事件に関してとやかく言うつもりはありません。

もっと大切な本質の問題を知り、今もなお、同じ過ちを犯すかもしれない一部(であると信じたい)の方々に変わってほしいのです・・・

 私の大切な友人の一人、涼子ちゃんが問いかけています。Facebookで紹介されいている写真が衝撃的すぎる・・・
#多目的トイレの名称を変えたい #だれでもトイレの名称を変えたい

 この「多目的トイレの使い方」問題!は今に始まったことではありません。性行為、着替え、メイク、飲食、その他想像だにしない様々な使い方をする人たちに、もうずーーーっと前から、『このトイレしか使えない人たち』は苦しめられてきたんです! 更に現状、コロナ感染のリスクも非常に高まってしまいます。この現状を知ってほしい・・・

こんな利用の仕方をして、平気な顔で楽しく街に繰り出していける人たちのモラルって、どんななのでしょう?どうやったら、そんなモラルが育つのでしょう??? 二人の子育てをする親として、そして、地域・社会の子ども達を見守る大人の一人として、とても大きな恐怖と責任を感じます。。。

 自分の行動の結果、誰かに迷惑をかける、使えなくて困る人が居る、いつも以上に清掃しなくてはいけない人が居る、という「当たり前」の想像力が備わっていないのでしょうか・・・とてもとても悲しくなります。それでも楽しいですか?気持ちいいですか?恥ずかしくないですか???

 かくいう私も、1度も使ったことがないか?と言われると、使ったことはあります。特に子どもが乳幼児の時代、どうしても間に合わない時に何度か・・・ただ、綺麗に使用するという最低限のマナーは守り、なるべく短時間で済むように急ぎ、必ずおむつ替えシートを元通りにすることは徹底していました。出しっぱなしだと「戻せずに困る人が居る」事を、知っていたので。でも、これも、もっと別の場所におむつ替えシートが設置されていれば、利用しなくて済むわけです。「だったら、多目的トイレからおむつ替えシート無くせばいいじゃん!」という声も挙がります。そうではないんです。障がいがあって、『このトイレしか使えない』お母さんやお父さんもいるんです。そのような方々にとっては必要な設備なんです。

 コロナ禍の現状において、世界中の人間がリスクを負わなければいけない生活になりました。誰しもに今、何らかの制約や負担が課せらています。そんな中、何よりも必要とされているのが、ニューノーマルな生活の中での「想像力」だと思います。見えない驚異の中で、自分の行動が誰かに何か影響を与えるのではないか?迷惑をかけるのではないか?正しい行動なのか?・・・難しいことではありません、最低限のモラルを守った行動をしてほしい、ただそれだけです・・・

 『このトイレしか使えない人たち』は車いすの方だけではありません。一見、障がいがあるようには見えないオストメイトの方や、また、男女のペア利用であっても、お一人が介助者という場合もあります。だから、一見しただけで判断できない。だからこそ使う側のモラルと、周囲の正しい目が問われるんです。
補助犬ユーザーさんたちも、補助犬の排泄をさせるスペースに使うことがあります。ペットシーツの上で排泄を済ませ、キチンと処理をして帰ります。そこまで、しっかりとユーザーのマナーとして訓練を受けておられます。

 自分には関係ない!と思っているあなた。。。全ての人が「いつ障がいや特性がある状態になるか?」わからないんです。「100%ならない!」と言い切れる人は1人も居ないんです。だからこれは、あなたの問題、あなたの家族の問題でもあるんです・・・。
1日も早く、警備員など居なくとも、安心して本当に必要な方だけが利用できるようになりますように・・・そのためにも、皆さんから周囲へ正しくこの問題を伝えてください!

 私は仕事の関係もあり、様々な障がいや特性がある友人たちが沢山います。みんなとっても素敵でカッコいい♪ わが子たちは、そんな母の隣で、たくさんのカッコいい、その友人たちと接してきました。

 今回の報道をテレビで見ていた息子(小4)が一言、
「人として最低なことをしたんだね。ダメだね。」と・・・

この子たちが「GOOD!」と思えるネーミング、みんなで考えてみませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?