1手詰から始めるフェアリー超入門 Isardam編3
前回出題した Isardam協力詰3手 5題 の解答です。
No.1
24桂、14香、26金 迄3手
金を温存し、まずは24桂と開き王手をします。対して14香とするのがポイント。玉が動けるマスが16のみになっているので、26金と打てば詰みとなります。
No.2
24金、12金、14銀成 迄3手
24金に12金と受けることで、玉の退路を塞ぎます。詰め上がり図で、24金は14の成銀を支えています。
No.3
53銀、44玉、54飛 迄3手
53銀と打ち、飛車で王手が掛けます。対して44玉は合法手です。飛車が向かい合うので、同銀とは取れません。
詰め上がり図で、33玉には同角成が可能です。また、42飛とすれば飛車の王手を外せますが、53銀が44に動けるようになるので玉を取られてしまいます。
「33銀、54玉、44銀成」もそれっぽいですが、55玉で詰んでいません。 そもそも44銀成が王手になっていません。
(上記、勘違いしてました!)
No.4
26桂、同飛生、24飛成 迄3手
いきなり24飛成には、26飛成の受けがあります。26に生飛車を呼んでおけば、26飛成ができなくなります。
No.5
28銀打、17馬、38馬 迄3手
1手詰 No.11を逆算した3手詰。
2手目の17馬は、28銀の動ける範囲を17-39のラインに限定することで王手を外しています(ピン)。それに対し、38馬で28銀を自由にします(アンピン)。
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