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1手詰から始めるフェアリー超入門 Isardam編2

前回出題したIsardam協力詰1手の解答と、追加の3手詰5題です。
前回の記事はこちら。

1手詰 練習問題 解答

No.1

23と 迄1手

代えて23金は、11金などの受けがあります。

No.2

29金 迄1手

代えて18金は、29金の受けがあります。

No.3

29銀 迄1手

代えて19銀は、29銀の受けがあります。

No.4

27龍 迄1手

いくつか王手の方法がありますが、1手で詰んでいるのは27龍しかありません。例えば、27馬には39角成の受けがあります。また、16龍には18飛成で王手が外せています。27龍であれば、18飛成が禁手なので受けがありません。

No.5

13歩生 迄1手

31との配置が若干奇妙ですが、13歩成には21との受けを用意しています。

No.6

11飛生 迄1手

代えて11飛成は、17飛成の受けがあります。11飛生とすれば、
・17飛成には12飛生
・17飛生には12飛成
のように玉を取るときの成生を選択できるので、受けがありません。

No.7

33角生 迄1手

代えて33角成は、22角として11に龍を利かす受けがあります。成らないことで、22角を指せなくします。

No.8

12桂成 迄1手

戦力不足のようですが、12桂成で詰んでいます。同銀と取り返すのは禁手です。

No.9

解1
解2

解1:12飛生 迄1手
解2:45飛成 迄1手

両王手が強力な詰筋ですが、35龍の受けに注意が必要です。一度に15の地点に龍と馬を利かすことができます。

12飛生とすれば、35龍としても玉を15飛生と取ることができます。また、45飛成とすれば35龍が指せません。

12飛成と45飛生は35龍で詰んでいません。

No.10

35王 迄1手

受方玉は24と36の地点にしか動けないので、王で王手が可能です。

No.11

38馬 迄1手

初形では17馬と39馬が同一線上にあるので、28銀で19玉を取ることはできません。38馬としてラインを外れれば、28銀が19に動けるようになります。

38馬に代えて48馬は、28馬または29玉で詰んでいません。

No.12

15角 迄1手

15角として14香の利きを止めれば、龍と香での両王手になります。

15角に代えて26角は、16玉や18玉で詰んでいません。

No.13

21桂成 迄1手

21桂成で3重王手が掛かります。すべての王手を外すことはできないので詰みです。

No.14

34龍 迄1手

No.11の龍バージョンです。

15龍とすれば両王手が掛かりますが、23龍で両方の王手を外せてしまいます。

No.15

28角 迄1手

28角に合駒ができそうですが、9段目に打てる駒は角・金・銀しかありません(飛車は品切れ)。しかし、39の地点には攻方の角。金・銀が利いているので合駒は禁手です。

28角に対して合法手が無いので、確かに詰んでいます。

28角に代えて17角は、18玉と逃げられてしまいます。

3手詰に挑戦

1手詰からステップアップして、Isardam協力詰 3手 に挑戦してみましょう。

この記事のコメントにヒントを記載します。解答は次の記事にします。

No.1

No.2

No.3

No.4

No.5

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