1手詰から始めるフェアリー超入門 キルケ編2
前回出題したキルケ協力詰1手の解答と、追加の3手詰5題です。
前回の記事はこちら。
1手詰 練習問題 解答
No.1
18龍 迄1手
18龍を取ると龍が28飛と戻るので取れません。
代えて28龍は、戻り位置が埋まるため同玉と取られてしまいます。
No.2
22馬 迄1手
代えて21馬は、同玉/88角で詰んでいません。
No.3
18銀打 迄1手
代えて28銀打は、26玉で飛車を取られてしまいます。18銀打であれば28の地点が空いているので、飛車を取ることができません。
No.4
87銀打 迄1手
桂と角が取られそうですが、87銀打で詰んでいます。桂を取るのも角を取るのも、駒が盤上に復活して王手が継続します。
87銀打に代えて89銀は、97玉で詰んでいません。桂の戻り先を空けておく必要がありました。
No.5
26龍/22角 迄1手
21飛の利きがありますが、角を取れば22の地点に戻るので飛車の利きが止まります。
No.6
59金 迄1手
59金を玉で取ると金が49か69に移動しますが、どちらに戻っても王手を外せていません。
No.7
99成香/82飛 迄1手
成香で飛車を取れば、飛車が82に戻るので玉の退路が塞がります。詰め上がり図で、成香を取る手(同玉/99香)はできません。
No.8
51歩成/31銀 迄1手
銀を取って31に移動させます。5筋での駒取りなので銀の移動位置は選べますが、51歩成/71銀では31玉と逃げられます。
No.9
16歩 迄1手
歩を突いて詰みとなります。同玉/17歩はできません。
No.10
22馬 迄1手
22馬を玉でも飛車でも取ることができません。いずれも馬が88角と戻って王手が継続します。
No.11
68桂 迄1手
88桂では角の戻り位置を埋めてしまうので、66玉と角を取られて詰みません。
No.12
18飛/13歩 迄1手
代えて29飛/23歩は、と金で飛車を取れば飛車が28に戻るので、角の利きを止めて王手を外せます。
No.13
55角成/21桂 迄1手
55角成/81桂は自玉を王手にさらす禁手です。
No.14
51龍/71銀 迄1手
銀を71に戻らせて81飛の利きを止めます。
No.15
16成桂/11香 迄1手
詰め上がり図で成桂を香で取るのは、29桂と戻るので王手を外せていません。
16成桂/11香に代えて16馬/11香は、同香/88角で詰んでいません。
3手詰に挑戦
1手詰からステップアップして、キルケ協力詰 3手 に挑戦してみましょう。
この記事のコメントにヒントを記載します。解答は次の記事にします。
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?