1手詰から始めるフェアリー超入門 点鏡編3
前回出題した 点鏡協力詰3手 5題 の解答です。
No.1
56香、54玉、55銀 迄3手
56香に54玉と直進して王手を外すことができます。「聖域」に打つ55銀で詰みとなります。
No.2
95飛、85歩、94金 迄3手
95飛と最遠から飛車を打ち、85歩と合駒をします。そうすることで、25玉を弱くすることができます。94金と打ち16歩を金の性能に変えて詰みとなります。
85歩以外の合駒では、94金に玉が逃げることができます。
No.3
49飛、51玉、61桂 迄3手
前問と同様に初手は飛車の最遠打。詰め上がりは飛車2枚を並べた形です。
No.4
81角、同角成、29飛成 迄3手
すでに初形で 18玉⇔92歩、21飛⇔89角 と性能が入れ替わってます。まず81角と最遠から王手を掛け、これを同角成と取らせます。これで21飛の性能が元に戻ったので、29飛成が可能になります。
3手で最遠打・最長移動×2を行っています。
No.5
23桂、87飛、21桂成 迄3手
初形で11玉と99角は性能が入れ替わっています。99角には馬でヒモが付いているので、初形で11玉は全く動くことができません。
23桂の王手に対し87飛と打ち、23桂の性能を変えることで王手を外します。飛打を選択したことで、最終手21桂成が可能になります。
2手目は87飛が正解ですが、87香でも21桂成と動くことは可能です。しかし、87香の場合は21桂成に89香生の受けがあるので詰んでいません。
21成桂の利きが香になるので王手が外れています。
2手目に87飛とした場合は、21桂成に89飛生(成)としても王手が継続します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?