1手詰から始めるフェアリー超入門 Andernach編3
前回出題した Andernach協力詰3手・5手 の解答です。
No.1
33歩生、22玉、12金 迄3手
初手は不成で転を回避します。二歩が発生する場合は転せず通常の駒取りになるルールを利用しています。
初手に成った場合、同様に「33歩成転、22玉、12金」と進めると32の退路があって詰んでいません(下図)。
No.2
45香、66角転、44角 迄3手
初手に角を取っても詰みの形を作ることはできません。
角に66飛を取らせることで、飛・角のバッテリーを作り、両王手の詰みとなります。
No.3
21角成転、11玉、12銀 迄3手
初手の成がポイント。「21角生転、11玉、12銀」では同角転で王手を外すことができます。
No.4
21金、同角転、12角成、同角転、21角成 迄5手
角が受けに利いていますが、全部自分のものにしてしまいます。
No.5
45角転、18角成転、17香、同馬転、44馬 迄5手
18角がもし17にいれば、44角の両王手の1手詰。角の所属を「攻方→受方→攻方」と変えて、18角→17馬とします。
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