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育児→育自分

私にはこの9月で2歳になる姪っ子がいる。
初孫ならぬ初姪。
めっちゃかわいいです。

妹の子なのに、職場や友人の同年齢の子どもトークにうっかり入りそうになるくらい。

これまで出会った友人や親戚の赤ちゃんも愛くるしかったが、ここまでではなかった。
自分が子を産む年代だから?血縁だから??

夏休み子ども科学電話相談で、小学校5年生の少年が、同じことを質問していました。

NHKラジオの人気番組「子ども科学電話相談」に寄せられた。君も特別にかわいいよ…!

気持ち、めっちゃわかる。

そして、妹かわいすぎボーイよりも大人な私は、人の成長にも日々感動している。
生まれて、首がすわり、寝返り、お座り、はいはい、たっち…
だんだんできる事が増えた一年。

抱っこからベッドへ降ろす手際がどんどん良くなり、離乳食中無言になりがちで、声かけがうまくできないとこぼしていたのに、今ではすっかり姪っ子ちゃんとのおしゃべりが自然で微笑ましくなっている妹にも、同じくらいグッときている。

ここまで、身長や頭囲は成長曲線をはみ出しそうな順調さで育っている姪っ子ちゃん。
一歳半ばを過ぎてようやくおしゃべりの方もできるようになってきました。

鼻に指をつっこんだり、畳んだ洗濯物に突進したり、自分の行動や言葉に大人がどんなリアクションをするか、日々、大人の口癖や生活パターンを本当によく見て聞いて真似ている。
こんなふうに赤ちゃんは大人や周囲とのコミュニケーションから学び、世界を構成していっているんだ!
自分の当時の記憶がないので、ほんとに新鮮にそのプロセスに驚いています。

会うたびにはっきりしてくる姪っ子ちゃんの要求。それを受け止めながら少しづつ交渉する妹。その眩しさに切なさすら感じます。

「そうだね、これは赤だね。じゃこれは?」
「そうだね、これはプーさんだね!気づいてすごいね!」
「やったね!できたね!」
「痛かったね」

妹と姪っ子ちゃんの会話を真似っこしながら、私も姪っ子ちゃんとコミュニケーションを試みます。

だけど、
プーさんなのか、ふうせんなのか、聞き取れなくてもどかしい。
違うって言っていると判るまで何度も言わせてしまって申し訳ない。
一生懸命伝えようとしているおしゃべりが、もはや日本語なのかもわからないのが、つらい。

彼女をがっかりさせたくない。応えたい。
たぶん、それは姪っ子ちゃんを通して自分自身への語りかけ練習をしているのかもしれない。育児ならぬ育自分。
親から育ててもらい、今は自分育ての真っ最中です。

今日も、明日も、これからも、姪っ子ちゃんの世界がキラキラてけてけ広がっていきますように!

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