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2022年自選短歌まとめ(各月ふりかえり付き)


3月
高校を卒業。はじめたばかりの拙い短歌で、それでも高校生活を保存できたことがうれしかった。
4月
大学に入学。うたの日で初薔薇をいただく。
短歌を詠むペースが落ち、7月まで自選が途絶える。
7月
短歌の楽しさに、本格的に夢中になる。
ネプリ参加やRIUM、うたの日など刺激的な日々。
8月
RIUM毎日投稿チャレンジをする。
うたの日で二度目の薔薇。とろりとしたなつやすみ。
9月
上手くなりたいという欲が芽生え、歌風が分からなくなる。
上坂さんまほぴさんの対談や、文フリ大阪に参加。同人誌つくりたい欲を現在まで持て余す。
10月
作歌ペースがゆるやかになる。
ごはんをめっちゃ食べてめっちゃ太る。
11月
Twitterスペース「人の短歌を読む夜」に参加。
じぶんの感想やおしゃべりを聴いてくださる方がいて、なんともいえないうれしさに満ちる。
たろりずむさんの連作に寄せた手書き短歌評の「#らくがき評」を、葉ね文庫にてフリーペーパーとして配布。たろりさんにめっちゃ美味しいチョコレートを頂く。
#2022年の自選五首を呟く
5つに絞り込むのが難しく、なんだかんだ自作が好き。
ちなみに12月は、「オールアラウンドユー 生活と花と短歌展」にて木下龍也さんのサインをいただき、枡野浩一さんと岡野大嗣さんのイベントにも参加。
#2022年のB面ベスト的な自選五首を呟く

2022年、私は短歌に出会いました。そこから筆を執るまでは恐ろしいほどに早く、今日まで作歌を続けています。

主にTwitterで出会った方々と互いの短歌を読みあい、感想を伝えあい、ときに全然関係ない話で盛り上がりました。憧れの歌人がイベントをすると聞けば、迷いなく参加しました。

それほど読書も映画鑑賞もできず、大学は忙しく。確実にシングルカットされないような1年の、短歌は光でした。

私は、「私と短歌」で完結する小部屋のような孤独が大好きです。しかし、短歌を起点にどこまでも広がる人々の輪を、自作という孤独を抱きしめながら愛しています。談話室と自室とを行き来するようなTwitterが、私の日々にあってよかったと思います。

いつまでもどこまでも、私の短歌は孤独です。ままならなさを諦め、分かり合えなさに絶望し、それでもなお、飽き足りなさを抱え続けています。

他人のことが全然分からないので、壁をぶち破って握手しようとは思えません。自己と他者との壁に、だから私はせいぜいポストカードを貼るのです。そういう短歌を、今は求めています。

2022/12/31
探偵ナイトスクープ年末スペシャルの後の眠たさに。
ツマモヨコ

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