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【事務局長のメモ】この街は、消滅可能性都市です!

この街は、消滅可能性都市です!
一昔前に、こんな煽り文句が流行りました
では、消滅可能性都市とは・・・

消滅可能性都市とは、増田寛也元総務相ら民間有識者でつくる「日本創成会議」が2014年の5月に発表した資料です。

2010年から2040年にかけて20 ~39歳の若年女性人口が5割以下に減少すると予想される自治体のことをいいます。

消滅可能性都市に該当すると発表された自治体は、全国1799自治体のうち896自治体にも上り、全体の約半数を占めています。

青森県、秋田県、岩手県、山形県、島根県の5県については、8割以上の自治体が該当し、特に秋田県においては、大潟村を除く全自治体が該当しています。

https://www.mlit.go.jp/pri/kouenkai/syousai/pdf/b-141105_2.pdf

あなたのお住まいの地域はいかがでしたでしょうか
地域といえばこんな記事も書いたので(むしろ今回はその続編です)
是非ご覧いただければと存じます

https://note.com/tsumagoi_kankou/n/n2f9e3a5d3f5c

そう、残すべき(愛すべき)地域は消滅させてはいけません!
私が好きな地域(嬬恋・三浦・沖縄etc…)を消滅させてはいけない・・・
ではどうする?

まずは、地域が残るためには、地域を守ることが必要ですが
その地域の何を残すべき、何を守るべきか、という事です

それは、前回の記事でも書いたとおり
「ここにしかないもの」
だと思います

地域の魅力としてPRされているものでも、他の地域に同じものがあるならば
それは競争になり、どちらがより優れているか、さらにはどちらがより残りやすいかという戦いとなり、敗れたものはいずれ淘汰される・・・それが世の末です

特に、日本は人口減少社会に陥っており、減っていく人口を奪い合う、弱肉強食な戦国時代として、そのマイナスサムを奪い合う時代が始まってしまいました

画一的な地域づくりではなく、それぞれの地域の「ここにしかないもの」を理解し、守り、育てていくことが大切でしょう

そして最近では、消滅可能性都市に対してか、持続可能性という言葉をよく耳にします
では、持続可能性とは・・・?

それが、『地域』として「ここにしかないもの」を守るということです

先ほどと何が違うか、というところですが
『地域』として…というのがミソです

『誰か』が何かを守るというのは非常に労力が必要で、また現状ではボランティアになりがちです
すると、その『誰か』つまり、功労者がいなくなってしまったら…
という『誰か』頼みの、『誰か』次第の活動になってしまいます

『地域』として、「ここにしかないもの」の価値を理解し
『地域』を守るというモチベーションをもち
持続的つまり『誰か』の労力にするのではなく
『地域』全体で「ここにしかないもの」を守ることを事業化する仕組みや体制づくりをするべきだと思います

「ここにしかないもの」
産業や自然環境、景観、文化など
『地域』として守るべきものを
持続的に守れる仕組み作りや体制を整えて
あなたの『地域』を後世に遺していきましょう

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