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強い鉄人に俺はなる!2024 ストロングマン篇(Day113-116/269)

こんにちは。ツッキーです。宮古島トライ
アスロンのロング完走を目指して練習して
きました。
今回は宮古島への渡航、前日の練習、レース
当日、帰京&レビュー、そして9月のアイ
アンマンに向けた申し送りの5パートに分け、
ストロングマン編完結版としてお届けします。
何かの参考にしていただければ幸いです。


1.4月12日(金)🛫宮古島渡航

(1)どうしよう、飛行機輪行!

随分前から「そういえば宮古島までバイクは
どうやって持って行けば良いのだろう?」と
悩んでいた。
昨年石垣島トライアスロンに出ている
タジーさんはSCICON一択、フライトの
ANAは全く問題なかったとのこと。
また昨年アイアンマン70.3世界選手権で
🇫🇮フィンランドに行っているえっちゃんは
お友達がくれた段ボールに詰めて行ったと
のこと。
SCICONは新品で買うと高いし、空港で預託
出来るのか?心配…。しかもオーバーチャージ
取られるかも〜。とはいえ、ダンボールは
ハンドルバーまで外さなければならない様で、
宮古島に運んで行った後に今一度組み上げる
方に更に自信持てず…。
色々な可能性を考えた結果、「そういえば今年
は秋にアイアンマンで函館に行くし、SCIOCON
何回も使えば元取れるじゃん!寧ろダンボール
のレンタルの方が、結果コスパと耐久性も持た
ないかも!?という事で自分で自分を説得し、
SCICON購入決定!
但し、新品で買う財力ももはや無いので、
某フリマアプリにて物色。はじめ良さそうな
SCICONはどれも売れていて、「やばい、都合
よく買えないかも。これじゃ宮古島に行けない
かも…😅」などと心配していたら、このアプリ
すごく優秀で探している商品で新たに出品された
同じようなものを勝手に推奨してくれるため、
ある朝にその某アプリをふとみると
【おすすめ】にちゃんと必要な部材が揃って
いるお手頃なお値段のSCICONが出現!あまり
にも偶然で、でも本当に自分が欲しい商品
だったので「詐欺かも」と一瞬疑心暗鬼に
なりましたが、逆に違う方に先取られる方が
ショックが倍くらいになりそうだったので、
深呼吸して即ゲット致しました!

SCICONへのバイクへの梱包はこのYou Tubeを参考に実施。
https://www.youtube.com/watch?v=qNWwHgnQets

梱包中の1シーン

普通の輪行時の梱包と比較して、実は予想以上
に簡単でした。

(2)いざ宮古島へ出発!

フル装備で出発!

そして出発当日、午前中のフライトで宮古島に
行くため、通勤ラッシュの中、電車で羽田へ。
奇跡的に地下鉄と京成線はスムーズに乗車でき
たものの、途中駅では新たに沢山のお客さんが
乗り込んで来られます。駅に着くたびに新たな
乗客の皆さんにはいちいち申し訳なさそうにし
つつ、でもこの電車に乗らないと宮古島に行け
ないので心は常に「無」にしてなんとか乗り切
りました。
尚、基本SCICONの下にはキャスターが着いて
いるので平地の移動は超楽!逆にちょっとした
階段での上げ下げはキャスターの土台とベース
のフレームがあるの分重く大変でした。
なんやかんや言いながら羽田空港の出発ロビー
に着きましたが、このでかいSCICONは手荷物
カウンターで受け付けてくれるのだろうか?
とドキドキしながらフロアを移動していると、
なっなんと宮古島トライアスロン出場選手専用

「自動車専用受託」カウンターなるものが設置
されておりました!

宮古島トライアスロン自転車専用受託入口

預けるまでに1時間以上はかかると覚悟して
きたにも関わらず、10分もかかることなく
チェックイン!(オーバーチャージ無し)。
いざ宮古島へ!

いよいよ憧れの宮古島へ!

(3)開会式

宮古島トライアスロン選手受付は11日(木)
12日(金)の2日間、場所はJTAドーム
宮古島で行われます。

宮古島空港出口にあるカウントダウン看板

宮古島に着くとそんなに時間もないのでドームへ。

ここで今回のトラ友タジーさんえっちゃん集合して受付&開会式へ。

受付はある種普通でしたが(笑)、開会式が
なんかとっても凄くって、まず集まってきて
いる人たちが既に何回もこの大会を戦って
きた選手だらけなのと、パーティに島の人た
ちも会費払ってじゃんじゃん参加してるので、
会場は最初ものすごい数の人と熱気😆。
開会式では各種挨拶を始め、昨年優勝者のこれ
また数々のトロフィー返還、地元のエイサー
踊り等あった上でワイドーパーティーへ!
テーブルの上にも結構な料理が出ていましたが、
会場後方にある料理ブースではこりゃ
また大量のご馳走が!パーティー料理にあまり
期待してなかったのですが、何でもかんでも
うまいうまい!と言いながら食べ過ぎてしまった・・・。
なんかすごいところに来ちゃった!という
読後感の中1日目はあっという間に終了
してしまいました。  

2.4月13日(土)大会前日

(1)🏊試泳

諸先輩たちの過去の前日の過ごし方を
ブログやら体験記で見ていると大会と同時間
帯にスイムの試泳していらっしゃるので、
我々も7時に宮古島東急ホテル&リゾーツ
横のスタート地点へ。

試永前に気合いを入れているところ

今週早くから宮古島に入っている諸先輩たち
のスイム会場の印象をSNSで見ていると、
今年からスイムのコースが変わったようで、
砂浜を背に海とした場合、左から右の方向に
潮の流れが速い模様。 また同一周回を2周
するのではなく、M字型に実際は進行する為
沢山の選手がいる中、既にコースロープも
貼られていたのでそちらを参考に1500m程
試泳に行きました。
水温は程よい温度(25度程度あった模様)、
初めての宮古島の海!透明度も高く、
海底も丸見え!今まで出場してきた大会は
ほとんど視界が見えなかったので、この
時点でまず感動!(海水も美味しい(笑))。
実際に泳ぎ始めると沖のブイまでは体の慣らし
もありますが、割とスムーズに進みました。
但し、折り返してからが全く別な海。
初めはあまり気が付かなかったんですが、
沖から陸に向かって泳ぐ最中、海底が珊瑚礁
から砂浜の白砂に変わってきたあたりから、
明らかに前に進んでいないようで、手を掻い
ても掻いても同じところを泳いでいるように
感じられます。事前に潮が早いという情報が
入っていたのでここは早く進むことを諦め、
「何回も掻いているうちに陸につけるから
大丈夫!」と自分に言い聞かせてなんとか
陸に戻りました。が、後からGARMINの記録を
見ると行きと帰りは時間が倍くらい違いますね。
陸になんとか辿り着くとオリンピアンの上田愛
選手も試泳にこられていました。昨年館山と
東三河でもお話しさせて頂いたので、すっかり
友達のつもりでご挨拶(?)&スイムコースに
「なんか潮の流れが速いみたいです」等、
実際の試泳を踏まえて会話させて頂きました。

上田愛選手と。

(2)🚴‍♂️バイク試走

池間島までのコースで練習をするタジーさんとツッキー

スイム後は軽めにバイクコースをスタート
から池間島までバイクで試走(ここから
今回急遽明日の大会DNSになってしまった
えっちゃんはミニバンで伴走に)。
コース解説によると、スタートから池間島
迄は割と風がフォロー目な為、思ったより
タイムが出るらしく、一方大会当日南風5m/s
とかなり強い風が吹く予報なので、そこから
東平安名崎迄は逆風の中で進行するとのこと…。
そんなことは気にしつつ、でも南国での
バイク練習はそもそも初めてなので、すっかり
ルンルン♫言いながらレース前ということも
あるので適度なポタリング。 但し、池間島に
着くと、昨晩からの雨でコースの一部が冠水😅。

結構な深さで冠水してしまったバイクコースの一部

大丈夫か?明日の大会は!などと心配しつつ、
試走終了。バイク預託時間のため、スタート
地点に戻りました(この後、今一度、バイク
コースに戻って一周し、大体の見当をつけま
した。前日のコース下見、気持ちの上でも
本当に大事😅)。  

やるぜ!宮古島!のポーズ

(3)🏊🚴🏃レース展開イメージ  

宮古新聞に掲載されていた宮古島トライアスロンの広告

過去のレースから実際の予想タイムを算出。

予想タイム

スイムはそもそも苦戦が予想できたのですが、
逆風下のバイクがどういう展開になるのか?
全く想像できず、とはいえバイクで足をなん
とか温存してランに繋ぐというイメージでした。
再掲ですが補給食の戦略は以下の通り。

補給食を取るタイミングと摂取量
実際の補給食のセッティング

この週頭からのカーボローディングとウォー
ターローディングはなんとか上手く行けてい
たので、バイク時に道志街道練習の時のよう
なハンガーノックにならないよう、基本15分に
一回給水と、30分に一回補給食を摂取しガス
欠にはならないよう心に誓いました。  

3.4月14日(日)全日本トライアスロン宮古島大会

(1)朝の準備いろいろ

レース当日は朝3時起き。4時半には移動
するために、起きてすぐにおにぎりを4つ
をMAURTEN DRINK MIX320と一緒に食べ、
ついでにEnemoti1個もペロリ(残念ながら
ホテルにポットがなくってカップ麺は食べ
られず)。
尚、天気予報は以下の通り。

宮古島の当日の天気予報@tenki.jp

トラジションがスイムアップ時とバイク
アップ時で違うので、それぞれ色分け
された袋にそれぞれ必要なギアであったり、
補給食などを詰め込みつつホテルを出発。
サポートにまわってくれているえっちゃん
の運転する車でタジーさんとスタート地点
の宮古島東急ホテル&リゾーツへ。
到着するとすでに会場は暗闇の中で大勢の
選手たちが、それぞれ最終セッティングに
余念がありません。
直前でスイムアップのバックは、バイク
置き場フックに引っ掛けることに変更に
なった模様、ヘルメットだけはDHバーにかけ
つつ、バイクの空気圧やハンドルやブレーキ
そしてギアの様子を確認して、スペシャル
ドリンク受付へ。
宮古島の大会には自分は初めてなのですが、
バイクとランのパートそれぞれでスペシャル
ドリンクを預けられるルールがあり、自分は
ホテルの冷蔵庫で冷やしたバイクボトルと
冷凍庫で凍らせたラン用のハンドランニング
ボトルホルダーを預託。
バイクは50kmあたりのエイド、ランは10km
あたりのエイドで頂けるとのことで、後ほどの
再会を楽しみにしつつ、バイクアップ&ラン
フィニッシュ後用のトラジションバックを
預けるトラックへ。
すると迷彩服を着ている自衛隊の方が荷物を
預かってくれて「頑張ってください。」と一言
励まして頂きしつつ、スタート前ルーティーン
のお手洗いを済ませ、スイムスタートへ。  

(2)🏊スイムパート

スイムコースは今回から変わっていて
1.5km×2のM字コースで合計3kmです。

スイムコース@宮古島トライアスロンHPより

スタート前の試泳前に会場にいらした海上
保安庁の方にお聞きしたところ、今日も潮
の流れは早く、陸上から見て左から右の方
へと流れていました(ウェットを着て海面
に浮いているだけでも流されているのがわ
かりました)。
尚、今年のスタートは1500人と言われる
参加者全員一斉スタートとなっており、
それだけでもビビります😅。
そして7:00、ついにレースは始まりました。
1周目は様子見、レースは2周…。
「よく考えたらこんな素敵な環境で海練
できるなんてすごいことじゃないか!
沖からの帰りは潮が速いって言うけど、
それも都会の水流プール練習の自然だと
思って、とにかく焦って陸地につかない
ことでパニックにならないようにしよう。
いつかは必ずゴールできるのだから…」
等と自分に言い聞かせ、無理せずに後方
から自分はスタートしました。
とにかく前も後ろも左右横も選手だらけ、
750mほぼずっと何らしから小競り合いを
繰り返しながら折り返し。この時スタート
から約15分「なんかやはり周りもいる分、
速くなっちゃうのね!😽。」などと調子に
乗っていていたら、世の中そんなに甘くは
ありませんでした。 初めはそんなに気に
ならなかったのですが、陸に近づけば近づく
ほど進みが遅くそれが海底が珊瑚礁から
白い素敵な砂に変わるあたりからより一層
進んでいない感じが強くなり、手を掻いても
掻いても全然前に進みません。まあ例えると
まるで夏の流れるプールを逆走しているよう。
なんとか陸地に戻ってきてここで40分程度、
目標からすれば上出来な中、折り返し地点を
通過して2周回めへ。

スイム前半終了。満身創痍のツッキーさん。

後半本当に苦戦しました。というのも沖の
折り返し地点から帰ってくるとちょうど進行
方向に太陽が登って来ているために目標地点
が本当に見えない、しかも先ほど言ったよう
な潮の流れがあるため、どんどんどんどん
コースの外の方に流れて膨らんでしまい、
ライフセイバーの方から「もうちょっと右の
方に戻るように」との指示を受けるのですが、
進んでいないのに右の方に行ってしまうので
そのルートを後ろから来られる選手に突っ込ん
でこられたりして、はたまたバトルになった
際に違う選手の平泳キックをまともに頭に
食らったりして、何度かめげそうになりました。
が、「ゴールのないレースはない!」等と
わかったようなわからないようなことを自分に
言い聞かせながらようやく陸地へ。なんとか
スイムフィニッシュすることができました。

🏊結果 1:29:12 S順 975位  

(3)🚴‍♂️バイクパート

陸地に上がってバイクエリアへなんとか
走って進む。以前のトライアスロンの大会
でこの移動時に足の小指を土嚢かブロック
にぶつけて骨折しているため、ウェットを
脱ぎながらもの凄く慎重に足を進めます。
目標時間はT1で10分。バイクパートは長い
ので必要なことは全てやる。まずはバイクに
つく前にトイレをすませ、バイク置き場へ
向かうと先に戻ってきてたタジーさん発見!
互いにエールの交換をし、自分のバイクに。
バイクにつくとまずヘルメットをかぶり、
次にカロリーメイトゼリーのアップル味を
口に加えて補給をしつつ靴下を履き、次いで
バイクのグローブを手にはめる。このタイミ
ングでサイコンの電源を今一度入れ直し、
靴を履く。Enemochiはここでは食べずに
持って行くことにして、バイクを押してバイク
スタート地点に向かって走り始めた。

バイクコース@宮古島トライアスロンHPより

この大会のバイクのコースは簡単に言うと
宮古島1.5周。池間島へ行ってそのまま
海沿いに東平安名崎の灯台まで南下(ここ
で5-6m/sのアゲインストの風に会うはず)
し、島南部の海岸線をひたすら西方面に
進んで一周終わり、2周目は1周目同様に
池間島に一旦向かうものの83号線で周回
するコースで島東部の海岸線ルートに入り、
確か194号線あたりで右折ののち、宮古
島市陸上競技場へと向かうコースとなります。
バイクは基本体力温存で考えていましたが、
割と周り皆さんが抑えめなので、池間島から
の逆風対策を意識はしつつどんどん前の選手
を追い抜き開始(途中タジーさんも)。
池間島の昨日冠水していた箇所はなんと水が
無くなっており、スタッフのご努力に感謝。
灯台も回っていざ東平安名崎へ。

バイクでようやく調子が出てきたツッキー

ここら辺からふと気がつくと元々の天気予報
では9時過ぎからはお昼過ぎまでは小雨予報
だったのだが、空は全くそんなそぶりもなく、
警戒していた風はあとから思えばとある場所
では強く感じることもあったが、自分的には
それほどでもなかった。思い起こせば、今回、
とにかくバイクは流して足を温存してランに
つなぎたい、その為に15分で1度給水、30分
で一度ジェル、エイドで必ず水をもらって
気がつけば体に水をかけるということばかり
考えていたので風の辛さはほとんど気になら
なかった。
また今回ランのコーチであるウエカオさんが
練習会でジェルの採り方について「私は大会
なんかだと、ジェル、ありますよね?あれ
一本を1時間位かけてちびちび舐めながら
走ってます。なんか人の胃はいっぺんに消化
することには慣れてないので私はそんな感じ
でやってます。」という教えを取り入れて、
ずっと何か飲んだり、食べたり、水かけたり
して、結果的にはずっとコンディションを整え
ながらレースを進めていました。
尚、島南部の海岸沿いコースは割と歯ごたえ
あるクライムもちょっとありましたが、
しっかり朝食べてきているので大丈夫。
そうこうしているうちに、見覚えのある東急
ホテルの入り口あたりを通過、2周目突入。
一応の門限である2周目92km東急過ぎた
原皮膚科前十字路を12:40前に通過することは
クリア、ここら辺から「あっ、ここさっき
走ったじゃん。」と心の中の自分が叫びつつ、
コースわかっているが故にこっから先は「体力
温存で!」と心の中の自分が叫ぶので、
意図的にペースダウン(だからと言って極端に
下がっているわけではありません)し、バイク
フィニッシュの宮古島市陸上競技場へ。   

🚴‍♂️結果 4:24:22 B順 465位(T1 0:08:19)

(4)🏃‍♂️ランパート

宮古島市陸上競技場に着いてバイクをラック
にかける。そしてラン用のレースゼッケンが
つけられるウェストポーチをつけ、サンバイ
ザーを被り、靴をMAGIC SPEED3を履き、
ここで一旦35km走り始める前にトイレに
行って気持ちを落ち着かせる。そして
SALOMONのハンドランニングボトルを手に
してランスタートエリアへ。 スタート地点に
あるエイドで水をジャブジャブかけて貰い、
水分補給とバナナを食べてからついに最後の
ランスタートしました。

ランコース@宮古島トライアスロンHPより

ランのコースは陸上競技場を出て78号線を
東平安名崎方面に向かって進み宮古島市城辺
新城折返しで同じルートを戻ってくるコース
となっています。こちらも風的にはバイク時
と同様往路は南からの逆風に遭うことも想定
して進みます。 当初予定では6:00〜6:30/km
あたりで進行できればOKだと思っていました
が、そんなに甘いものではありませんでした。
なんとすぐに心拍が170bpm位に上がってきて
しまうので、後半を考えるとこの状態を続け
るのはあまり得策ではありません。
このため、前半は走って心拍が168Bpmを超え
たら歩いて心拍を下げる。また150bpmまで
下がったらまた走り始めるというプランBにて
進行。これにプラスαしてバイク同様、15分で
一度給水し30分でジェル1本(場合によって
は足吊り対策用の塩ジェルかMagOn粉末)摂取
というルールで進行しました。
とにかく沿道、暑い。暑いし、逃げ場がない
中で、沿道の方の応援や応援で渡してくれる
氷がかなり嬉しかった。この氷を手に持って
いるだけでも暑熱対策としてはかなり高い効
果を発揮するのと、何よりも背中にビニール
袋ごと突っ込んでおくととっても涼しくって
GOOD!!!
そんなこんなでこちらも行きは温存を決め込
んで前進また前進でした。 そんな中、トップ
選手たちがもう戻ってくるの!?という中に
上田愛選手もいらっしゃり、こんなに暑い中
でも笑顔を周りに振り撒きまくっていて、
強い選手っていうのはメンタルも強いし、
笑顔を振り撒くことで見る人に勇気をくれる、
というとてもありがたいシーンに出会えました。
この辺りからフラフラしながら走っていると
「ナイスラン!」と聞き覚えのある声が…。
そこには既に折り返されている篠崎コーチが!
ほんと応援、励みになりました。
そして10km過ぎたあたりのエイドでスペシャル
ドリンクゲット。このハンドランニングボトル
2つ目にはそういえばCHALLEN
GER POWER
DRINKという飲むだけでカロリー吸収ができる
ドリンクを入れていたので、もう一つの方に
入っていた経口補水液とセットで交互で吸水&
カロリー補給。ちょっと生き返ってきたので、
ランペースも上がります。 390号線に入って
ちょっと行くとちょっと左カーブからの右カー
ブでのかなりの下り坂。そこを降り切って暫く
行くとついに折り返し地点になります。
さあ後は戻るだけ! とは言いつつ、折り返して
エイドでは後半ついにコーラ解禁😆。先程の
坂は流石に後先考えて歩いて登りましたが、
いよいよ本当の後半戦です。 この辺りから
足が攣り始めて、その前から塩ジェル&
Mag-onは投入していましたが、これに加えて
岩塩タブレットの接種開始。そして騙し騙し
走らなければならないモードになってきたの
でプランCで2分走って1分歩くRUN&WALK
に変更して距離を稼ぎます。 沿道の方の応援
って、本当に元気と勇気貰える!と感動して
いたら、「ツッキー!」とどこかで聞いたこと
のある声。見ると、宮古島住む学生時代の
同級生タカツが応援にきてくれてました!
(せっかくなので写真を一緒に撮ればよかった
と今頃後悔)。

タカツが撮ってくれた写真。サンキューです。

これで勇気100倍(笑)。またこの頃には
すれ違う宮チャレのメンバーともお互いに
ハイタッチして励ましあったりして、景色も
郊外から街の中心部へと変わって行く中、
空港あたりも過ぎていよいよ市内中心部へ。
ここからあと約5km程度の距離のところに
宮チャレメンバーのメグさんが一人普段着で
待ち構えてくれていて「私、スイムで過呼吸
になってDNFになっちゃったので、応援しに
来たんです。あともう少しです。頑張って
下さい!」とのこと。ありがたい声援に、
最後の力を振り絞って中心部ランしていると、
沿道から本当にたくさんの方からの応援を
もらえました。中にはゼッケンから名前を
発見して「ツッキーさん頑張って!」とまで
言ってくれる方も。本当にありがて〜限り😭。
そしていよいよ陸上競技場が見えてきました。
ここで泣いていいんですか?と言わんばかりに、
涙が目に込み上げてくるのをグッと堪え、
あっという間に陸上競技場の中へ。
そこには既にゴールされた選手やその応援の
方でごった返す中、入り口すぐところで
「おかえり〜ツッキー」と聞き覚えのある声。
見るとえっちゃんがちょっと安心したような
顔をして待ってました(後から聞いたら
「タジーさんとツッキーのスイムラップが見え
んかったんで、心配してたんよ。」とのこと。
どうやらトラッカーでスイムのラップが出て
なかったらしく、リタイヤしたんじゃないか?
と心配してくれていたようです)。
「ゴール、あっちやから」とのことでトラッ
クを最後のペースアップ。するとなんか最後
ゴール手前からエイサーの太鼓を叩く応援隊が
追っかけてきてくれたりして😆。初の宮古島
トライアスロン、無事完走できました!!!  

感動のゴールシーン。

🏃‍♂️結果 4:12:50 R順 472位 (T2 0:11:29)

4.4月15日(月)帰京〜レースレビュー

初ロングの大会でなんとか完走することが
できました。予想と正式なリザルトと順位
まとめは以下の通り。

予想タイムと結果

結果大きなトラブルもなく予想よりも
早い時間でゴールができたため、
正直出来過ぎではないかと思います😁。
主な要因は整理すると以下の通りかと。

1)大会までの練習計画

ロングの大会にでるのが初めてだったので、
当初どうアプローチして良いのか?本当に
分かりませんでした。このためまず初めに
参加したのが「宮古島、春先ロングで結果を
出すための「中長期プランの立て方」」
セミナー。トライアスロンの元日本代表で
ある西内洋行氏による具体的な宮古島トライ
アスロンまでのプランの立て方やフェーズ
毎に取り組む練習方法はとても参考になり
ました。

2)練習会とレースの掛け合わせ

また実際の練習は一人でやってたら絶対に
完走できないと思ったのでLumina主催の
「宮古島トライアスロンチャレンジ2024」
に参加。何せ初めて行うような練習ばかり
でいつも皆様の足を引っ張っていたと思い
ますが、同じ志を持つメンバーが集うこと
で実際の宮古島の大会中は本当に勇気を
頂きました。
また自分の場合は、期中東京マラソンに
向けても並行して追い込みをかけていた
こともあり、結果的にはバランスや緊張感が
途切れることがなかったので良かったと
思います。

3)補給計画

そして最後ですが補給計画。初め宮チャレの
篠崎コーチが、「そうですね。レース中は
30分に一個ジェルは摂る感じですかね…」と
仰っていて、正直「本当かよ」と思っていま
したが、上記2.(3)にも記載した規模で
当日はちょっと気持ち更に多めにしておいた
結果、最後までガス欠にもならず、走り切る
ことが出来ました。


いずれにせよ家族、各種目コーチ皆様、
トライアスロン友達皆様、宮チャレ皆様、
大会関係者およびスポンサーさまそして
ボランティアの皆様、全てがいらっしゃらな
ければ、スタート地点にも立てなかったかも
しれませんし、ましてやゴールなんかには
辿り着けなかったのではないかと思います。
本当にありがとうございました。

また来ます!宮古島。

また無事に帰宅することもできました。
全てに感謝!

5.最後に〜そしてみなみ北海道へ〜

今回宮古島トライアスロンを完走することが
できたので改めて自分の課題が見えてきたの
ではないかと思います。
次は9月のIRONMANみなみ北海道、これに
向けて特にスイムの泳ぎ込み不足は顕著なのと、
個別パートの強化はもちろん、ブリックラン
練習も増やして備えたいと思います。
練習期分けはとりあえず以下の通り。
04/00~05/26 準備期

05/27~06/16 量期①

06/17~06/23 回復期①

06/24~07/14 量期②
07/15~07/21 回復期②
07/22~08/11 質量期
08/12~08/18 回復期③

08/19~09/08 質量期

09/09~09/15 調整期(アイアンマン)

以上、長文となりましたがご一読頂きまして
有難うございました。
引き続き怪我なく楽しく頑張ってまいります。
応援のほど、よろしくお願いいたします。  

6.参考出典:

*全日本トライアスロン宮古島大会

*宮古島トライアスロンチャレンジ2024

*「宮古島、春先ロングで結果を出すための「中長期プランの立て方」」https://triathlon-lumina.com/e986/

*メルカリ

*tenki.jp


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